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「核の冬」になった中国で「ドーム建設」の提案

2014年03月12日 18時15分 JST

北京は、悪名高い大気汚染との戦いを続けている。最近発生した特に深刻なスモッグは、「核の冬」とまで言われ、人体に悪影響を及ぼす危険性が高いため、市民たちはスモッグが晴れるまで自宅の中にとどまることを余儀なくされた。

ロンドンに本拠を置く建築設計事務所Orproject社は、こうした状況に対応すべく、巨大な泡のような構造を持つ建築物のコンセプトを発表した。アジア全域の、公害がひどい各都市の公共スペースに建てることを想定したものだ。

泡のドーム内を流れる空気は、巨大なポンプを使って、その品質を制御・調整できるようになっている。ご想像の通り、「ドームの外」の状況についてはさらに悪化させる可能性はあるが、まあそれは置いておくとしよう。

「Mail Online」の報道によると、このコンセプトでは、1つの大きな公園を設置し、その周囲を「環境志向的な住居施設群」が取り囲むことになっている。まるで、プラスチックの包装材の中に、セントラル・パークを新たに作るようなものだ。

この方式で、学校の運動場やショッピングセンターなど、もっと小規模で地域に密着した施設を作ることもできる、とOrproject社は述べている。

Orproject社はこのアイデアについて、単なる思いつきではなく、アルゴリズムに基づく構造設計、新素材、および工法を開発すれば実現可能だと述べている。

「当社は、都市の中に『閉鎖された公園』を建設することを提案します。この公園の中には植物園があり、公園内の空気は浄化されています。温度と湿度も、年間を通じて制御されています。公園を取り巻くようにして、空調システムにつながった建物群が建設されています。これらは、住宅やオフィスや店舗として利用できるほか、きれいな空気を特に必要とするスポーツ施設や医療施設等として利用することも可能です」

[Huffington Post UK(English) 日本語版:佐藤卓/ガリレオ]

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