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かさかさ?じとじと?「耳垢」タイプが教えてくれること

2014年03月14日 15時16分 JST | 更新 2014年03月14日 15時20分 JST
John Turner via Getty Images

耳垢のタイプは人種によって違うことを示唆する調査結果が発表された。耳垢に含まれる、匂いの元になる化学物質の量が、人種によって異なるのだという。

今回の研究は、モネル化学感覚センターの研究チームが『Journal of Chromatography B』誌に掲載したものだ。

研究チームは、8名の健康な白人の男性と、8名の健康な東アジア系の男性から採取した耳垢を調べた。採集した耳垢を小びんに入れて30分間加熱し、揮発性有機化合物を取り出した。

次に、装置を使ってびんの中から化合物を収集し、ガスクロマトグラフィー質量分析法を用いてその化合物を分析した。

その結果、すべての研究参加者の耳垢から、12種類の異なる揮発性有機化合物が見つかった。だがその量は、白人男性と東アジア系の男性では異なっていたという。具体的には、12種類のうち11種類の化合物に関して、白人男性の方が東アジア系男性より量が多かった。

実際、過去の研究結果から、東アジア系とネイティブアメリカン系の人々は、「黄褐色の湿った耳垢」ではなく「乾燥した耳垢」を持ち、脇の下の匂いも少ない遺伝子型を持っていることがわかっていると研究チームは言う。

モネル化学感覚センターの有機化学者で、この研究に携わったジョージ・プレティ博士は、リリースで以下のように述べている。「われわれの過去の研究では、脇の下の匂いが、性別や性的指向、健康状態など、その人に関するさまざまな情報をかなり大量に伝える可能性のあることが示されている。耳垢にも同様な情報が含まれている可能性があるというのが、われわれの考えだ」

[(English) 日本語版:佐藤卓/ガリレオ]

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