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1歳児の74%がスマホを利用 「YouTube繰り返し見ている」

2014年03月14日 17時28分 JST
Jake Jung via Getty Images

1歳児の74%、2歳児の85%がスマートフォンを利用していることが、インターネット広告大手インタースペースが3月12に発表した「子どものスマートフォン利用調査」で明らかになった。約6割の子供がYouTubeなどの動画を楽しんでいるという。

調査は、同社の運営するママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」で、子供を持つ母親を対象に2014年1月下旬から2月上旬にかけて実施され、582件の有効回答を得た。子供の平均年齢は4歳だった。

調査結果によると、「子どもがスマートフォンを使用することがある」と回答した割合は全体の85%。年齢別に見ると、0歳児では24%だが、1歳児で74%へと急増、2歳児が85%となり、それ以降は年齢が上がってもあまり変化がなく、90%近辺を推移している。

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「子どもがどのように利用しているか」を見ると、最も多かった回答は「Youtube等の動画視聴」で56%。「お気に入りのキャラクターの動画を繰り返し見ている」という回答も寄せられている。次に多かったのはLINEやパズドラなどの「ゲーム」で43%となった。

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では、どのぐらいの頻度で子供たちはスマートフォンを利用しているのか。調査結果では「ほぼ毎日」が29%、「週に2,3回程度」が23%となり、過半数の子ども達が日常的にスマートフォンを利用している。また、連続使用時間では、「数分」の回答割合が45%と多く、30分以上としたのは16%だった。

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「子どもに静かにしてほしいために使用させることはありますか」という問いでは、全体では「よくある」が12%、「ときどきある」が37%と約半分を締めた。これを2-3歳児に限定してみると、「よくある」18%、「ときどきある」62%と、より高い割合になっていた。

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この調査結果を受けて、相模女子大学子ども教育学科の七海陽専任講師がコメントを寄せている。

小さな子どもは、これから一生を生きていくための心身の力を発達させる大事な時期にあり、様々な体験をすることがその発達につながります。スマートフォンもそのひとつの環境として利用することは可能だと思いますが、その場合最も大事なことは、子どもに一人で使わせないことです。

 

2-3歳の子どもが、テレビでヒーロー物を見て現実と混同するように、幼少期の子どもは与えられる情報を正しく判断する力が未成熟です。そこに親が介在し、例えば一緒にお気に入りのキャラクターの動画を見ているときに、「みんな、うれしそうだね~」など、子どもの気づきに共感したり代弁する声掛けや、「どうしてこうしたのかな?」など、キャラクターの感情や行動の理由について正しい認識が持てるように問いかけをすることなどがとても大事です。

 
(ママスタジアム「~子どものスマートフォン利用調査~」より 2014/03/12)

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