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安重根記念館で中韓首脳「対日共闘」 日米韓会談前に歴史問題で連帯強化

2014年03月24日 00時53分 JST | 更新 2014年03月24日 18時30分 JST
時事通信社

中国の習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領は3月23日、核安全保障サミット出席のた訪問したオランダ・ハーグで会談した。両首脳は、伊藤博文元首相を1909(明治42)年に暗殺した朝鮮独立運動家、安重根(アン・ジュングン)の記念館が今年1月に暗殺現場の中国ハルビンに建設されたことを評価。歴史問題で日本に対し共闘していく姿勢を改めて示した。47NEWSなどが伝えた。

初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根の記念館は、今年1月に開館。菅義偉官房長官が安重根について「死刑判決を受けたテロリスト」と述べ、韓国側が反発した経緯がある。

(47NEWS「中韓首脳、歴史問題で対日共闘 日米韓会談前に連帯強化」より 2014/03/24 10:10)

会談は、中国が開催を主導したと伝えられている。

習氏は会談で「私が記念館建設を指示した。両国国民の(安重根への)思いを強め、(中韓の)重要な結び付きとなる」と切り出し、朴氏が「両国国民から尊敬される安重根義士をしのぶ記念館は、友好協力の象徴になる」と応じた。

さらに習氏は、日本統治に抵抗した朝鮮人部隊「光復軍」を記念する石碑が近く、部隊の拠点があった中国・西安に完成すると説明した。朴氏は「意義深く思う」と述べたという。

(MSN産経ニュース「安重根記念館、習主席「私が建設指示した」朴大統領に 中国主導でくさび」より 2014/03/24 10:32)

一方、これら両国の動きについて、菅官房長官は「平和と協力に資さない」と述べた。

菅官房長官は午前の記者会見で「第三国間の会談であり、評価は差し控えたい。ただアン・ジュングンに対する立場は日本と韓国でまったく異なっており、前世紀のこうした事件について、一方的な評価に基づく主張を韓国と中国が連携して国際的に展開するような動きは、地域の平和と協力の構築に資するものではないと言わざるを得ない」と述べました。

(NHKニュース「菅長官 平和と協力に資さない」より 2014/03/24 12:15)

朴氏は25日に日米韓首脳会談に臨み、オバマ大統領も交え、安倍晋三首相と初めて正式会談をする予定。菅官房長官は「首脳会談に影響はない」と述べた。

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