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「このような浦和レッズを次世代に引き継いではいけません」浦和、横断幕問題を総括

2014年03月26日 16時41分 JST | 更新 2014年03月26日 19時58分 JST
Hiroki Watanabe via Getty Images
SAITAMA, JAPAN - MARCH 23: (EDITORIAL USE ONLY) General view during the J.League match between Urawa Red Diamonds and Shimizu S-Pulse at Saitama Stadium on March 23, 2014 in Saitama, Japan. The match was played behind closed doors as a punishment to Urawa Red Diamonds whose fans hung a racist banner at a previous match. The financial burden resulting from the punishment is expected to cost the Reds over 1 million U.S. Dollars in revenue. (Photo by Hiroki Watanabe/Getty Images)

サッカー・Jリーグの試合でスタジアムに差別的な横断幕が表示されていた問題で、浦和レッズは3月26日、「浦和レッズの現状と今後について」という声明を発表した。「このような浦和レッズを次世代に引き継いではいけません」と厳しい現状を認めた上で、横断幕や旗の禁止、ゴール裏の席割りの変更など具体策をまとめ、総括している。

問題の発端は3月8日に埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ対サガン鳥栖戦で、浦和側のゲート入口に「JAPANESE ONLY」という幕が掲げられ、一部観客の抗議があったにもかかわらず、運営側が即座に撤去しなかったことだ。試合後、浦和の槙野智章選手がTwitterに投稿し、波紋が広がった。

事態を重くみたJリーグは浦和に1試合無観客試合の制裁を決定。23日の清水エスパルス戦が無観客で行われていた。

浦和は問題が起こった原因を、差別の問題より、「クラブとサポーターの同意で撤去する」という過去からあった慣行を優先させたため、とした上で、クラブ内部の根本的な問題であることを認めた。

本来は、常に将来を見据えて現状を把握し、問題に対しては異論があったとしても適切に見直さなければいけません。現状に対する適切な評価、修正が行われず、「自主性と規制・抑止のバランス」が崩れるなど、クラブ内部のマネジメントに問題があったことは明らかです。本事案に関する関係者の処分はもちろんですが、クラブの風土、組織、体制やスタッフの意識に根本的な問題があります。



(URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE「浦和レッズの現状と今後について」より 2014/03/26)

その上で、「浦和レッズは生まれ変わることを宣言します」とし、外部有識者による第三者機関の設立、差別撲滅の行動計画の策定、横断幕の禁止、クラブスタッフもスタンドに配置して警備体制を強化する、スタジアムの席割りの再検討といった具体策を挙げている。

クラブ側が総括し、今後の対策を発表することで、今回の問題に一応の区切りをつけた形だ。浦和は声明を以下のように結んでいる。

多くの方々と一度に話し合うことは困難ですが、時間をかけながらも、楽しいスタジアム、熱狂するスタジアムについて、みんなで考えていきます。このような取り組みが、すべての人が楽しめるスタジアムや、歴史と伝統ある浦和のサッカーを次世代に残すことに繋がると信じています。



(URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE「浦和レッズの現状と今後について」より 2014/03/26)

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