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ドイツの最低賃金、1220円で合意

2014年04月04日 14時59分 JST
Adam Berry via Getty Images
BERLIN, GERMANY - FEBRUARY 13: German Chancellor Angela Merkel attends a meeting of the Bundestag, or German federal Parliament, on February 13, 2014 in Berlin, Germany. In a government policy statement, or Regierungserklaerung, Vice Chancellor and Economy and Energy Minister Sigmar Gabriel (SPD) said he wants to see more financial strengthening of German cities and local communities, as well as an 8.50 EUR an hour minimum wage, a proposal met with opposition by Sahra Wagenknecht of the Left party (Die Linken), who insisted that 10 EUR an hour is a fairer salary. (Photo by Adam Berry/Getty Images)

ドイツ政府は4月2日、法定最低賃金を時給8.5ユーロ(約1220円)に定めることで合意した。2015年に導入するという。ロイターなどが報じている。

実施は2015年からで、未成年者や職業訓練を受けている人、一部のインターンには適用されない。議会下院は最低賃金制度の法案の審議を6月に開始する見通しで、7月に承認するとみられる。上院では夏季休会後に可決される見通しだ。


(ロイター「ドイツ内閣、最低賃金制度の2015年導入で合意」より 2014/04/02 23:02)

EUの中でも、ドイツやイタリアには最低賃金制度がないロイターUS版によると、ドイツで最低賃金制度が導入されることについて、労働環境の改善に役立つとの賛成意見がある一方、企業が競争力を失うとして批判的な意見も出ている。

ドイツ銀行は8.5ユーロという数字がドイツ国内の賃金の中央値に近い点を指摘。最低賃金の高騰により人件費が押し上げられられることが懸念されるため、企業は競争力を失うと予測した。

なお、ドイツの経済社会科学研究所(WSI)によると、ドイツで予定されている最低賃金8.5ユーロは、ルクセンブルク(11.10ユーロ)、フランス(9.43ユーロ)、ベルギー(9.10ユーロ)などよりも低く、日本(7.31ユーロ)、アメリカ(5.64ユーロ)などよりも高くなっている。

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