立体に見える、驚きの「地面アート」傑作集

「スペースインベーダー・ゲーム」は、1970年代後半に西角友宏氏が生み出したアーケードゲームの傑作だ。ピクセル画素を使ったエイリアンたちは、ポップカルチャーの歴史を語る上で欠かせない存在となった。

スペースインベーダー・ゲーム」は、1970年代後半に西角友宏氏が生み出したアーケードゲームの傑作だ。ピクセル画素を使ったエイリアンたちは、ポップカルチャーの歴史を語る上で欠かせない存在となった。

このゲームが好きだった人は、以下の写真であっと驚くかもしれない。

錯覚を利用して3Dに見えるストリート・アートの写真を提供してくれたのは、レオン・キーア氏だ。世界中の街角で、目がくらむような3Dアートを続々と描き出すことで知られている(文末に作品ギャラリーを掲載)。

キーア氏は、ハフィントンポストアメリカ版に寄せた電子メールでこう語っている。「私の3Dアート最新作“スペース・インベーダー”の写真をぜひご覧ください。描いた場所は、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のキャンパスです。作品の大きさは150平方メートル(およそ45坪、畳100枚分)で、制作には6日間を要しました。公開は4月10日までです」

画期的とされた2Dゲームが、視覚的錯覚を引き起こす3Dの作品に生まれ変わったという皮肉は、キーア氏も十分承知しているだろう。これらの画像は、右端をクリックしていくと、作品のメイキングを見ることができるようになっている。昔のゲーム機「Atari」を引っ張り出して、久しぶりにインベーダーゲームに興じてみてはいかがだろうか。

[(English) 日本語版:遠藤康子/ガリレオ]

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