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お遍路休憩所に「朝鮮人の手から守りましょう」 差別の張り紙 県警も捜査

2014年04月10日 22時56分 JST | 更新 2014年04月10日 22時59分 JST
時事通信社

四国霊場八十八カ所を巡る参拝者らが休憩するための遍路小屋で「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」などと記された張り紙が、徳島県鳴門市、香川県観音寺市や高松市、愛媛県四国中央市などで貼られているのが相次いで見つかっている。各地の法務局や四国4県が調査を始め、徳島県警などは軽犯罪法違反に当たる可能性もあるとみている。4月10日現在で少なくとも3県の10市町村に及んでいるという。MSN産経ニュースなどが報じた。

張り紙の多くははがき大で「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」「最近、礼儀しらずな朝鮮人達が、気持ち悪いシールを、四国中に貼り回っています」などと書かれ、「日本の遍路道を守ろう会」という団体名が記されている。

(MSN産経ニュース「お遍路休憩所で外国人排除の張り紙 3県で11カ所18枚を確認 地元四国で憤り、県警も捜査」より 2014/04/10 18:42)

張り紙はいつから貼られていたのかは不明で、1カ所で複数枚貼られていたところもあった。見つかったものは、いずれも管理者らがはがしたという。四国遍路では、2013年末に参拝者を導く「先達(せんだつ)」に外国人女性として初めて公認された韓国人女性が、お遍路の道順などを案内するハングルのステッカーを貼る活動をしており、それを中傷するものと見られている。

四国遍路をめぐっては、昨年末に参拝者を導く「先達(せんだつ)」に外国人女性として初めて公認された韓国の崔象喜(チェサンヒ)さん(38)が、四国への恩返しと参拝者の案内のため、道順を示す矢印や日本語にハングルを添えたステッカーを、許可を得た家や店に貼ってきた。崔さんは「ショックです。自分は余計なことをしたのかな。悲しいです」と話している。

(中略)

四国八十八ケ所霊場会の会長で52番札所・太山寺の吉川俊宏住職(70)も「ハングルのステッカーは善意でやっていること。差別的な表現で非難するのはおかしい」と指摘した。

(朝日新聞デジタル「遍路小屋に外国人排除の貼り紙 3県10市町に」より 2014/04/10 21:17)

徳島県などは「ほかにも貼っているようであればやめていただきたい」と話しているという。

徳島県などは、貼り紙は外国人の活動を非難している内容だとみていて、「差別は許されない。ほかにも貼っているようであればやめていただきたい」と話しています。

(NHKニュース「遍路の休憩所 “外国人排除を”の貼り紙」より 2014/04/10 18:13)

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