新藤義孝総務相が靖国神社を参拝 「私的な行為」

新藤義孝総務相は4月12日、東京の靖国神社を、太平洋戦争末期の硫黄島戦の生存者・戦没者遺族でつくる「硫黄島協会」の会員とともに参拝した。新藤氏は参拝後、記者団に「私的な行為」と説明した。

新藤義孝総務相は4月12日、東京の靖国神社を、太平洋戦争末期の硫黄島戦の生存者・戦没者遺族でつくる「硫黄島協会」の会員とともに参拝した。新藤氏は参拝後、記者団に「私的な行為」と説明した。玉串料は同協会が支払ったという。時事ドットコムなどが報じた。

新藤氏は、毎年の春季例大祭の期間(21~23日)の参拝については「スケジュールによって考えたい」と明言を避けた。23日にはオバマ米大統領が来日する予定で、参拝した場合、日米関係に影響する可能性がある。

(時事ドットコム「新藤総務相が靖国参拝=例大祭の対応明言せず」より 2014/04/12 13:37)

新藤氏は太平洋戦争の「硫黄島の戦い」を率いた栗林忠道陸軍大将の孫にあたり、硫黄島協会の顧問も務めている。

参拝後、記者団に「戦争で命を落とした方々に哀悼を捧げることはどこの国でも行われる」と強調した。中国や韓国から反発が予想されることについては、「私的な行為であり、他国に制限されることには当たらない」と述べたという。

新藤氏は昨年、春季例大祭の前日と8月15日の終戦の日、秋季例大祭などに参拝している。太平洋戦争の「硫黄島の戦い」を率いた栗林忠道陸軍大将を祖父に持つ。今回は「全国硫黄島戦没者慰霊祭」に合わせて参拝した。

(朝日新聞デジタル「新藤総務相が靖国神社を参拝」より 2014/04/12 12:50)

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