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自動車整備士が不足、専門学校入学者が10年前から半減

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(画像はイメージ)自動車整備士が不足、専門学校入学者が10年前から半減 | Ryouchin via Getty Images
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「若者の車離れ」などが原因で、自動車整備士を目指す若者が減っている。将来の人材不足も懸念されるため、国土交通省は業界団体などと連携し、対策に乗り出すことになった。具体的には人材確保に向けた協議会を4月22日に発足させ、学校を訪問したり、女性整備士の育成なども検討するという。4月16日、NHKニュースが報じた。

自動車業界では、ハイブリッド車や衝突被害を軽くするための自動ブレーキを搭載した車など、高度な機能を備えた車が年々増えています。こうした車の整備にはコンピューターで制御された車の仕組みを理解する必要があるため、最新の技術を身に着けた整備士の育成が課題ですが、「若者の車離れ」などを背景に、整備専門学校に入学する学生数はこの10年でほぼ半分に減っています。

 

さらに整備士の高齢化も進んでいて、国土交通省では近い将来、整備士が不足するおそれがあるとして、対策に乗り出すことになりました。

 
(NHKニュース「自動車整備士 不足のおそれ 国が対策へ」より 2014/04/16 07:31)

■10年間で半減する専門学校の入学者

日本自動車整備振興会連合会の調査によると、2013年6月における自動車整備関係従業員数は549,902人で、前年と比較すると3,991人(0.7%)の減少となっている。また、自動車整備要員の平均年齢は43.5歳で、前年度比で0.2歳上昇した。

国土交通省が2013年に発表した「自動車整備技術の高度化検討会報告書」によると、自動車整備関連の大学校や専門学校への入学者は、10年前と比較して半分以下に激減している状態だ。

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■魅力的にうつらない自動車整備士の上級国家資格

現在日本では、自動車整備の国家資格として、自動車整備士が用意されている。車両技術の高度化に合わせて、整備士としてもより高度な技術や知識が求められるため、人材確保のためには上級資格である「一級整備士」を持つ人材を養成していくことが必要とされている。

しかし同報告書によると、一級整備士資格を取得しなければ実施できない業務はなく、一級を取得しても給与に手当てがつかない企業が6割近くあるという。一級取得には実務経験も条件に設定されているため、長期間にわたる専門学校過程は敬遠される状況がある。

全国自動車大学校・整備専門学校協会では、一級拡大委員会を設けて推進しているが、一級の優位性を説明することが困難で、高校生、教師、保護者の理解がなかなか得られない状況にある。

 

一方、学生は、一級資格試験の合格率が不安定であり、再挑戦者も少数であるため、4年制の一級整備士コースへ進学する意欲が沸かない。また、一級整備士コース卒の能力に関し、実際に採用して現場で働いてみないとその能力が理解できないため、就職先ではその認識に差がある。

 

(「自動車整備技術の高度化検討会報告書」より 2013/06/17)

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