「医療大麻合法化の拡大」がわかるアメリカ地図

米メリーランド州のマーチン・オマリー知事は4月14日(現地時間)、棚上げになっていた医療用大麻に関する法案の改正案(英文PDF)に署名を行なった。

アメリカ・メリーランド州のマーチン・オマリー知事は4月14日、棚上げになっていた医療用大麻に関する法案改正案(英文PDF)に署名を行なった。

当局の説明によると、患者が合法的に大麻を手に入れられるのは1年以上も先のことになるが、今回の改正によりメリーランド州は、医療用大麻の使用を合法化した米21番目の州となる。

一方、すでに2000年に医療用大麻が合法化されていたコロラド州では、州の規制当局が、連邦政府の家宅捜索を受けた医療用大麻製造企業のうち4社を営業停止処分にする動きを見せている。

以下は、これまでに医療用大麻が合法化された州を示すインフォグラフィックだ(医療用大麻は、慢性疲労症候群や慢性疼痛、末期エイズ患者の食欲増進、ガンの化学療法に伴う吐き気の緩和等のために処方されている。ドイツやオランダ等でも認可されているが、日本では、医療目的であっても、使用、輸入ならびに所持は禁止されている)。

アメリカで医療用大麻がこれまで合法化されたのは、21州ならびにワシントンDCだ。このほか、12州では法案が現在審議中、もしくは投票が行われる予定であるため、その数は今年、さらに増えそうだ(濃い緑は医療用大麻が合法化された州を示し、薄い緑は法案が審議中、もしくは投票待ちの州を示す)。

[(English) 日本語版:遠藤康子/ガリレオ]

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