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ワールドカップ、優勝する国の条件とは サッカー日本代表ベスト4の可能性は10.7%?【データ】

2014年04月24日 16時27分 JST | 更新 2014年04月24日 18時53分 JST
Kaz Photography via Getty Images
TOKYO, JAPAN - MARCH 05: (EDITORIAL USE ONLY) Japan line up for team photos prior to the Kirin Challenge Cup international friendly match between Japan and New Zealand at National Stadium on March 5, 2014 in Tokyo, Japan. (Photo by Kaz Photography/Getty Images)

いよいよ6月、FIFAワールドカップブラジル大会が開幕する。1998年のフランス大会以降、4大会連続で本大会に出場し、決勝トーナメント進出も2回経験している日本代表。本田圭佑選手や長友佑都選手ら日本代表の主力は、「目標は優勝」と断言している。日本の優勝の可能性はどのくらいあるのか。あるデータから紐解いてみよう。

優勝する国は、何が違うのか。実は、第一回大会までさかのぼっても、19大会すべて、優勝国は自国人の監督が率いている。古い時代はそもそも自国人監督ばかりだったこと、強国はおしなべて自国人監督であることを差し引いても、たったの一人もいないのは驚きだ。

では、ベスト4、ベスト8、決勝トーナメントに進出する国はどうだろうか。決勝トーナメントが16チームで争われるようになった、1986年のメキシコ大会まで過去7大会のデータを調べた。

ベスト16進出国では、延べ112チーム中、72.3%の81人が自国人監督、27.7%の31人が外国人監督だった。自国人監督81人のうちには2010年大会の日本代表監督である岡田武史氏、外国人監督31人には2002年大会のフィリップ・トルシエ氏が含まれている。

次に、日本が未だ到達していない、ベスト8に進出したチームだが、78.6%(44人)が自国人、外国人監督は21.4%(12人)だった。

ベスト4になると、一気に外国人監督の割合が減る。28人中、9割を超える25人が自国人監督で、外国人監督は3人しかいなかった。1998年大会でクロアチア代表を率いたボスニア人のミロスラフ・ブラジェヴィッチ氏、2002年大会で韓国代表監督を務めたオランダ人のフース・ヒディンク氏、2006年大会でポルトガルを指導したブラジル人のルイス・フェリペ・スコラリ氏の3人だ。共通するのは、いずれの国も優勝経験がなく、その国で過去最高の成績を残した大会であることだ。

決勝戦進出するチームはどうかというと、外国人監督はゼロ。優勝を争うブラジル、アルゼンチン、ドイツ、スペイン、イタリアなど強国はそもそも外国人監督を迎えたことはない。サッカー新興国が大国から外国人監督を迎えたとしても、決勝の舞台にはたどり着けていないのが現状だ。

では、決勝トーナメントに導いた外国人監督は、どういった国が輩出しているのか。進出回数の順で並べたのが以下のグラフだ。

なんとトップは6回進出を達成しているセルビア。ただしこれはアメリカ、コスタリカ、ナイジェリア、メキシコと4チームで達成した名将、ボラ・ミルチノビッチ氏の功績によるものが大きい。次点は4回のアルゼンチンで、2010年大会で日本が敗れたパラグアイを率いたヘラルド・マルティノ氏、チリ代表監督のマルセロ・ビエルサ氏ら、全部別の人物が達成している。

以下、イングランド、オランダ、スウェーデン、ブラジルと強国が続いている。

選手は続々と世界の舞台へ挑戦しているが、スペイン、ドイツなど欧州トップリーグのチームを率いる日本人監督はまだいない。日本サッカー協会は2050年までのワールドカップ優勝を目標としているが、そのときまでに世界で戦える日本人監督は生まれているだろうか。

※今回、作成したデータはGoogle Fusion Tableで公開している

サッカー 日本代表 VS ベルギー代表 国際親善試合

※初出時、一部の数値が誤っておりました。お詫びして訂正します。(18:52更新)

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