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オバマ大統領、慰安婦問題「甚だしい人権侵害」米韓首脳会談

2014年04月26日 17時47分 JST
AFP時事

韓国を訪問中のアメリカのオバマ大統領は4月25日、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領とソウルで会談した。その後、オバマ大統領は共同記者会見で旧日本軍の従軍慰安婦問題について「歴史を振り返るなら、実に甚だしい人権侵害と考えなければならない」と、初めて具体的な考えを表明した。その上で「(日韓は)過去を振り返りつつ、未来に進むべきだ」と、関係改善を重ねて求めたという。時事ドットコムなどが報じた。

オバマ氏が従軍慰安婦問題で見解を示したのは初めてで、日本に対応を求める朴大統領の立場に一定の理解を示した。

オバマ氏はこの中で「安倍晋三首相と日本国民も、過去はより正直かつ公正に理解されなければならないと認識しているだろう」と指摘。従軍慰安婦制度への旧日本軍の関与を認め謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話を継承するとの約束を守るよう念を押した。

(時事ドットコム『慰安婦問題「甚だしい人権侵害」=北朝鮮核実験を容認せず-米韓首脳』より 2014/04/25 22:31)

オバマ氏は「日韓両国には、過去のわだかまりを解決すると同時に未来に目を向けてほしい」と述べ、日韓両国に対し未来志向で関係改善するよう求めたという。

オバマ大統領は「日韓両国はアメリカの重要な同盟国だ。過去のわだかまりを解決すると同時に未来に目を向けてほしいというのが私の願いだ」と述べ、日韓両国に対し歴史認識を巡る問題を解決して未来志向で関係を改善するよう求めました。

(NHKニュース「米大統領 “従軍慰安婦問題”に言及」より 2014/04/25 21:44)

■北朝鮮核実験の阻止へ米韓連携を確認

また、北朝鮮が4度目の核実験に向けた兆候を見せる中で、米韓両首脳は阻止に向けてあらゆる協力をすることを確認した。オバマ氏は「北朝鮮の核問題は米国にも直接的な脅威になる」と述べ、北朝鮮が核実験に踏み切った場合には追加制裁を行う考えを示したという。

北朝鮮の新たな核実験について、朴氏は首脳会談終了後の記者会見で「いつでも実施する準備ができた状態だと判断している」と述べた。北朝鮮からの脅威に対応するため、2015年末に予定される有事の際の部隊の作戦統制(指揮)権の移管について、時期や条件を再検討することをオバマ氏と合意したことを明らかにした。

オバマ氏は「北朝鮮の核問題は米国にも直接的な脅威になる」と述べ、北朝鮮が核実験に踏み切った場合は追加制裁をする考えを示した。また、両首脳は、北朝鮮に影響力のある中国の役割が重要だとの認識でも一致した。

(朝日新聞デジタル「北朝鮮核実験の阻止へ連携確認 米韓首脳会談」より 2014/04/26/01:29)

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