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JTB社員、バスの手配ミス隠し 生徒を装い「遠足中止をしないと自殺」の手紙

2014年04月29日 21時06分 JST | 更新 2014年04月29日 21時22分 JST
EPA時事

生徒装い「遠足中止を」 JTB社員、手配ミス隠す?

JTB中部(名古屋市)の多治見支店に勤務する男性社員(30)が、岐阜県立東濃高校(同県御嵩町)の遠足で使うバスを手配し忘れ、さらにこのミスを隠すため、生徒を装って遠足を中止しなければ自殺するという趣旨の匿名の手紙を作成し、同校に届けていたことが29日、わかった。同校は手紙の内容を検討したうえで、予定通り遠足の実施を決めたが、バスは配車されず、遠足を延期した。

同校は毎年、この時期に全校生徒が対象の遠足を行っている。今年は学年別に計317人が東山動物園(名古屋市千種区)やナガシマスパーランド(三重県桑名市)などに行く予定で、入札で落札したJTB中部にバス11台の手配を発注した。

ところが、遠足前日の24日夕、社員が同校を訪れ「学校のポストのそばに落ちていた」と手紙を渡した。同校が内容を確認すると明日の遠足を中止しないと自殺するという趣旨で、生徒が書いた可能性があるものだったという。

このため同校は、すべての生徒の安否を確認し、結局、予定通り遠足を実施することを決定。25日朝、生徒たちが集まっていたところ、再び社員が同校を訪れ、バスが用意できていないことを告げたため、遠足は延期になった。

その後、同校はJTB中部に原因調査を依頼。社員が直前になって配車していなかったことに気づき、ミスを隠すため、手紙をでっち上げていたことが分かったという。

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(朝日新聞社提供) 


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