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アメリカで死刑執行に失敗 死刑囚は意識回復後に死亡

2014年05月01日 14時05分 JST | 更新 2014年05月01日 14時09分 JST
Edward McCain via Getty Images

アメリカのオクラホマ州で4月29日、州当局が薬物注射による死刑執行に失敗した。死刑囚はその後、心臓発作で死亡したが、同じ日に予定されていた2件目の死刑執行はファーリン知事が2週間の差し止めを命じたという。朝日新聞デジタルなどが報じた。

死刑囚は最初の薬物が投与された約10分後に意識を失ったと宣告されたが、その約3分後に息が荒くなり、体を動かして頭を上げようとし、声も出したという。州は注入に問題があると判断して執行を中止したが、死刑囚はその後死亡。執行開始から約40分たっていたという。

(朝日新聞デジタル「薬物注射で死刑失敗 意識回復後に死亡 米オクラホマ州」より 2014/05/01 10:08)

アメリカでは現在、20の州が死刑執行を続けているが、18の州が死刑を廃止、12の州が5年以上死刑を執行していない。執行される死刑のほとんどは薬物を使用する薬殺刑だ。しかし、ヨーロッパ諸国では死刑廃止論が高まり、アメリカの一部の州に残る死刑執行の妨げになっているという。ヨーロッパの大手製薬会社数社が、死刑執行のための薬物販売を拒否しているからだ。

オクラホマ州の裁判所は2014年3月、州政府が執行に用いる薬物を決定していないと公表したのを受けて、2件の死刑執行を4月まで延期するという決定を下した。29日に執行されたのは、この延期された2件のうちの1件で、執行に使われたのは、初めてとなる薬物の組み合わせだったという。

これを受け州司法長官が調査に乗り出したと、CNNが報じている。

知らせを受けて州司法長官が調査に乗り出し、ファーリン知事は死刑執行の差し止め命令を出した。

この日に処刑される予定だった2人の死刑囚はともに殺人と強姦などで有罪判決を受けていた。死刑廃止を主張する活動家らは、執行を無期限で停止すべきだと主張している。

(CNN.co.jp「死刑執行でトラブル、囚人はその後死亡 米」2014/04/30 17:57)

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