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ワタミ、49億円の赤字 不振の業界にスタバが追い打ちをかける可能性も

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A Starbucks Corp. logo hangs outside one of the company's coffee shops in Berlin, Germany, on Tuesday, May 28, 2013. Starbucks, the world's biggest coffee-shop operator, reported fiscal second-quarter profit in April that met analysts' estimates as U.S. customer traffic improved while sales stagnated in Europe. Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg via Getty Images | Bloomberg via Getty Images
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居酒屋チェーン大手のワタミが上場後初めて赤字となった。経営不振なのはワタミに限った話ではなく、居酒屋業界全体で業績低迷が続く。この状態にさらに追い打ちを掛けるのが「スターバックス(スタバ)」ではないかとの見方がある。

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■ワタミ、上場後初の赤字 しかも49億円

ワタミは5月2日、2014年3月期の連結決算を下方修正し、49.1億円の赤字に転落すると発表した。ワタミは、2013年10月の時点でも下方修正しているが、このときは12億円の黒字と予想していた。

赤字は1998年の上場後初めて。不振の原因についてワタミは、主力部門の外食事業の客数が回復せず、既存店売上高が、前年比で93.1%と大きな落ち込みを記録したことが原因だと分析している。

しかし、居酒屋部門が赤字となっているのはワタミに限った話ではない。業界2位で「甘太郎」などを展開するコロワイドが4月30日に発表した2014年3月期決算では、レストラン業態が堅調に推移して黒字となったが、居酒屋部門は苦戦。ワタミと同様に2013年秋には、居酒屋部門の既存店売上高の落ち込みなどを理由に業績を下方修正していた。

日本フードサービス協会によると、2013年は景気回復傾向で外食産業全体が堅調に推移するなか、居酒屋の売上高が5年連続して前年を下回っている状況だという。

■「スタバ」で飲んで帰る時代が来る

居酒屋業界の不振に、コーヒーチェーン大手のスタバが追い打ちをかけるのではないかとの見方がある。

スタバは2014年3月、アメリカ国内において午後4時からビールやワインなどのを販売する店舗を、本格展開することが報じられた

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お酒が飲める!スターバックスのメニュー 画像集(Starbucks Evenings Menu)
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MSN産経ニュースは、レストランなどで軽く1杯飲んで帰宅する会社員が急増している日本の状況に触れ、日本でもスタバが酒類販売を展開する可能性を分析している。

日本的感覚では、コーヒー・チェーンの酒類販売は何だか腑に落ちない気もしますが、実はいま、米国の外食産業では“居酒屋化”がどんどん進んでいます。理由は簡単。人件費を増やさず、ちょっとした工夫で客単価がアップできるからです。

 

例えばバーガーキングは4年前から観光客で賑わうフロリダのビーチに作った新業態店「ウォッパー・バー」でビールの販売をスタート。日本ではあまり知られていませんが、米では有名なハンバーガーが中心のファストフードチェーン、ソニックも3年前からフロリダの数カ所でビールを販売。米大手レストランチェーンのアップルビーでも最近、酒類の売り上げが急増しているといいます。

 

(MSN産経west『【岡田敏一のエンタメよもやま話】居酒屋になる「スタバ」…米国外食産業「酒販売」で“客単価アップ”図る構図は日本の近未来図か』より 2014/04/06 12:00)

なお、日本のスターバックスにも、ワインやビールの飲める店がある。アルコールは、午後12時以降に提供されるという。

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