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リベンジポルノ、スマホの普及で10代女性に増加?

2014年05月06日 21時20分 JST | 更新 2014年05月06日 21時22分 JST

10代襲うリベンジポルノ ふられた腹いせにネット流出

ふられた腹いせに、交際していた相手のわいせつ画像をインターネット上に流出させる――。「リベンジ(復讐〈ふくしゅう〉)ポルノ」と呼ばれる被害が増えている。いったん画像が流出すると拡散を防ぐのは難しい。被害者の大半は、10代の子どもたちだ。

■スマホ普及で被害拡大

東京都内に住む女性(19)のスマートフォン(スマホ)が鳴った。

「お前、俺のことナメすぎてっからさー、いつでも(画像を)流せるんだからな。忘れんなよ」

今年3月のことだ。

相手は「24歳の看護師」を名乗る男。2カ月前に無料通話アプリの掲示板で知り合った。悩みやたわいもない話をいつも真剣に聞いてくれた。女性は好意を抱くようになった。

メッセージのやりとりを重ねるうち、写真を送るよう求められた。「顔が見たいな」。要求は次第にエスカレートした。下着姿、そして裸。言われるまま、自分で撮った画像を送った。

4月末にあった初公判などで明らかにされた2人の「交際」だ。男は女性から別れを切り出され、画像をネット上にばらまくと脅したとして、警視庁に脅迫容疑で逮捕された。

2人は直接会ったことがなかった。男は福島県在住の介護士(40)で、示していたプロフィール写真は別人のものだった。

「画像を渡したのは彼のことが好きだったし、流出されるなんて思ってもみなかった」。女性は警視庁の事情聴取に答えたという。

10代の少女たちが「自画撮り」した裸の画像を交際相手に送って、被害に遭う事例は増えている。警察庁のまとめでは、全国で昨年、児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで摘発された事件のうち、18歳未満に自画撮りの画像を送らせていたのは318件で、前年の1・3倍。捜査幹部は「スマホの普及が背景にある」とみる。(塩入彩)

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(朝日新聞社提供) 

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