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1機36億円 大雪で大破した米軍機、日本側へ補償請求も検討

2014年05月17日 18時00分 JST | 更新 2014年05月17日 19時46分 JST
Flickr / Commander, U.S. 7th Fleet

2014年2月15日の大雪で、神奈川県の厚木基地に隣接する格納庫の屋根が陥没し、修理中だったアメリカ海軍の哨戒機3機が大破したことがわかった。この哨戒機は1機あたり約36億円。アメリカ海軍は被害の補償を、日本側に求めることも検討するという。NHKニュースなどが報じた。

格納庫の中には海上自衛隊の航空機6機とアメリカ海軍のP3C哨戒機4機が駐機されており、アメリカ海軍がアメリカ側の被害を調査した結果、4機のうち3機が修理できないほど大破したことが分かりました。(中略)

 

一方でアメリカ海軍の当局者は格納庫の管理責任は日本側にあるとしており、さらなる調査を行い、1機当たりおよそ36億円とされるアメリカ軍のP3C哨戒機の被害額の全容を把握したうえで補償を日本側に求めることも検討するとしています。

 

(NHKニュース「大雪で米軍機大破 日本側へ補償請求も検討」より 2014/05/17 05:51)

屋根が陥没した格納庫は、自衛隊機などの整備を請け負う航空機メーカー「日本飛行機」が所有するもの。日本飛行機は日本で唯一、アメリカ海軍機・海兵隊機の整備を行っており、同社の全整備台数の8割を占める整備根幹事業になっている。

アメリカ海軍機と同様、この日格納庫に駐機していた自衛隊機は、6機のうち4機が修復困難との見方が強く、小野寺五典防衛相は同省保有の機体に関する損害の賠償請求については、契約先であり日本飛行機の親会社にあたる川崎重工との協議になると述べていた。川崎重工は2014年3月期決算で、この雪での損害について、「建物等の撤去費用や固定資産・たな卸資産の滅失」としては約21億円の特別損失を計上している。

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