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AED搭載タクシーをスマホで呼び出し 7月から実証実験

2014年05月23日 18時42分 JST | 更新 2014年05月23日 18時44分 JST
imasia

心臓が突然止まった人の命を救うAED(自動体外式除細動器)を搭載するタクシーを、スマホアプリから呼び出して届けてもらうという実証実験・「カモン(Come on) AED!」が、7月1日から2ヶ月間、大阪で行われる。AED設置10周年に伴う「減らせ突然死プロジェクト」の一環だ。

実施するのは、日本救護救急財団、フィリップス エレクトロニクス ジャパン、タクシーの配車・予約アプリ「Hailo(ヘイロー)」を採用するタクシー会社14社・組合、そして、ヘイロー・ネットワーク・ジャパン。フィリップス製のAED50台をタクシーに搭載し、Hailo経由で呼び出せるようにする。日本救護救急財団によると、タクシー利用者のみならず地域全体でAEDを共有・活用する仕組みを運用することは、世界初の試みだという。

AEDは2004年に市民による使用が認められた。厚生労働省によると、2004年末に7000台余りだったAEDの国内設置台数は、2011年末には38万3000台になったという。ここから医療機関や消防向けを除いた29万7000台余りが、駅や学校、官公庁などに設置されていることになる。

しかし、これらの施設は夜間には閉鎖されてしまったり、住宅街にはほとんど設置されていなど、設置場所の課題を抱えていた。AEDによって救われる可能性がありながら死亡してしまうケースは、2013年には全国で7万人を超えていたという。

一方、タクシーは24時間365日稼働しており、オフィス街から郊外の住宅地まで幅広くカバーできるため、問題を解決する手段になり得る。参加各社は、この実証実験でデータを蓄積して効果を検証し、恒常的なサービスとして実施が可能かを検討するという。

なお、実証実験の参加者の募集は、6月1日から開始する予定だ。

aed

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