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「自分の寿命がわかる」簡単な体力テスト4選

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Roy Hsu via Getty Images
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自分がいつまで生きられるかを正確に教えてくれる水晶玉は存在しないとはいえ、どのくらい長生きできるのか、大まかに予測できるテストはいくつかある。簡単に試せる体力テストを紹介しよう。

1.バランステスト

あなたは、片足だけでどのくらい立っていられるだろうか。また、どのくらい速く椅子に座ったり立ったりできるだろうか。

イギリスの医師会が発行する「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」誌に2014年4月に発表された研究によると、53歳の男女を対象に13年にわたる追跡調査を行なったところ、今挙げたような簡単なテストの出来具合が、その人が早死にするかどうかの目安になったという。

椅子テストでは、座った状態から脚をのばして完全に立ち上がるまでを10回繰り返したときにかかる時間が測定された。男性の場合、片足立ちを10秒以上と、1分間で37回以上の割合で椅子から立ち上がることができた人は、結果がそれより悪かった人に比べて、早死にする確率が低かった。

女性の場合も同様だったが、1分間で椅子から35回以上の割合で立ち上がれるかどうかが、その後の13年間で早死にするかどうかの境目になった。

2.床に座って立ち上がるテスト

手などの補助をできるだけ使わずに、床に座り、そこから立ち上がる動作に挑戦してみよう。スピードは関係ない。

「European Journal of Cardiovascular Prevention」(心臓血管疾患予防に関する欧州の学術誌)に掲載されたブラジルでの研究によると、50歳から最高80歳までの男女で、手を使わないか、片手だけを使って床に座り、再び立ち上がることができた人は、研究実施期間中に亡くなる確率が低かった。(両手や、ひざを使うなど)助けを必要とした人は、亡くなる確率が5~6倍も高かったのだ。

こちらの動画(音声はポルトガル語で英語の字幕付き)を見て、自分で試してみよう。

3.握力テスト

握力の強さと死亡リスクの低さには相関関係があることが、数々の研究で指摘されている。そればかりか、5月に発表されたある研究によると、握力は実際の生物学的年齢を示しているという

別の研究でも、握力の弱さは、将来的に身体的障害ならびに認知力低下を招く可能性を指し示していると分かっている

握力は通常、手で握るタイプの握力計(ハンドヘルド・ダイナモメーター)を使って測定する。アメリカ国立老化研究所は、「テニスボールを使った握力アップのエクササイズ」を勧めている。動画はこちら(英語)。

4.歩行速度テスト

研究者たちは以前から、高齢者の歩行速度から全般的な健康を推し量ってきた。そして実際、速足の高齢者のほうが、ゆっくり歩く高齢者より長生きする傾向にあることが分かっている。

アメリカのピッツバーグ大学で行なわれたある研究によると、歩くスピードが速い75歳女性の90%以上は、85歳の誕生日を迎えることができたという。歩くスピードが速い75歳男性の85%以上も、同様の結果だった。

時速にして約3.5キロメートルのスピードで歩く人は、同年齢で平均とされる寿命まで生きる可能性が高かった。その後10年の間に死亡する確率は、分速0.1メートルの速さごとに、12%低くなっていった。

とはいえ、単に速く歩けば寿命が何年も伸びるというわけではない、と研究者たちは警告している。自然に歩くスピードこそ、寿命を示す指標となるのだという。

[Yagana Shah(English) 日本語版:遠藤康子、合原弘子/ガリレオ]

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