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東野圭吾氏「天空の蜂」20年越しの実写映画化 原発テロを描く

2014年06月07日 23時07分 JST | 更新 2014年06月07日 23時35分 JST
時事通信社

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原発テロを描く東野圭吾氏『天空の蜂』実写映画化 江口洋介&本木雅弘、堤幸彦監督

人気作家・東野圭吾氏の原発を題材にした話題作『天空の蜂』が実写映画化され、江口洋介と本木雅弘が出演。堤幸彦監督がメガホンを取ることが7日、わかった。1995年に発表された原作は、大型ヘリによる原子力発電所へのテロ事件を描く。東野氏は映画化について「20年前に発したメッセージが、今どのように受け止められるか見守りたいと思います」とコメントしている。公開は2015年。

物語の舞台は1995年。防衛庁から奪取された最新鋭にして日本最大のヘリコプターが、稼働中の高速増殖炉がそびえ立つ原発上空に現れ、日本全国の原発の停止を求める犯行声明を出す。東野氏が「今まで書いた作品のなかで一番思い入れが強いのはどれかと訊かれれば、これだと答えるだろう」と語るほど思いがこもった原作は、時代の先見性、社会性に満ちており、今も多くの人々の関心を惹きつけるロングセラーになっている。

実写映画化に際しては、テロリストに立ち向かうヘリコプターの設計士を江口洋介、原子力機器の設計士を本木雅弘が演じ、初共演を果たす。原作に忠実でありながらも、東日本大震災の原発事故を経験した現代の日本に放つにふさわしい、映画ならではの要素が加わる予定。撮影を前に堤幸彦監督は「この作品は社会と人間の在り方を問う問題作です。あらゆる神経を動員して向き合いたいと思います」と語る。

同作は、6月14日にクランクイン、8月上旬クランクアップ予定。

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