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新浪剛史ローソン会長、サントリー社長に 初の創業家外

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TAKESHI NIINAMI
ローソンの新浪剛史社長=2012年12月13日、東京都品川区 | 時事通信社
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サントリーホールディングスが、ローソンの新浪剛史会長(55)を社長に起用する人事を固めた。創業家以外からの経営トップ就任は初めてとなる。

関係者によると、サントリーは7月1日に臨時取締役会を開き、この人事案を決定する。新浪氏の社長就任は10月1日付になる見込みで、佐治信忠会長兼社長(68)は代表権のある会長に専念する。NHKニュースなどが報じた。

新浪氏は55歳。昭和56年に大手商社の三菱商事に入社し、平成14年にローソンの社長に就きました。
ことし5月に会長に退くまでの12年間、国内だけでなく中国やタイなど海外での出店を進め、コンビニ事業の国際化に道筋を付けました。
 
サントリーは、ことし5月にアメリカの蒸留酒メーカー、「ビーム」を買収しましたが、国際展開をどう進めていくかが重要な経営課題となっていて、ローソンで国際化をけん引した新浪氏の手腕に期待して社長に迎えることにしたものとみられます。
 
(NHKニュース「サントリー社長にローソン新浪氏」より 2014/06/24 04:53)

新浪氏は、ハーバード大学経営大学院(MBA)を修了しており、安倍政権で産業競争力会議の民間議員も務める。企業の改革について新浪氏は、これまでにも、外部からの刺激が必要との考え方を示していた。

(役職人事については、外部登用と内部登用の)バランスを見る必要がある。現場はすごく大切だ。しかし現場から改革は生まれない。極端かもしれないが、僕はそう信じてる。現場は保守的だからだ。
 
改革は上からやるもので、改善は下から上がってくるもの。躊躇なく大きく思い切り変えなきゃいけないときは、現場ばかり向いていては無理だ。もともとローソンは買収をしながら大きくなってきているから、いろんな(出身の)人がいていい。肝心なのは企業理念を共有できるかどうかだ。
 
(ダイヤモンド・オンライン『ローソン 新浪剛史社長インタビュー持てる力を最大限生かして「HOW」を考えることが必要』より 2011/06/17)

一方、佐治社長はこれまでにも「65歳で交代する」と明言しており、2012年初頭には「来年(13年)、遅くとも2年後(14年)には会長に退きたい」とも話していたが、アメリカ・ビーム社の買収があり、買収完了までは退任を封印していた。

これまで、佐治氏の後継候補には、創業者の長男・鳥井信一郎前社長の息子で佐治社長のおいである鳥井信宏氏(48)が最有力とみられていた。鳥井氏は、主に清涼飲料事業を手がけ、2013年7月に上場したサントリー食品インターナショナルの社長を務めているため、当面はこちらに専念するとみられる。
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