NEWS

GoogleがAndroid製品を続々発表、自動車やTVなど

2014年06月25日 22時55分 JST
ロイター

米グーグルは、25日に開催した年次開発者会議「Google I/O」で、同社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した製品や関連サービスなどを次々に発表した。

「アンドロイド」が自動車、TV、腕時計にまで広がることになり、モバイル技術の基盤をめぐる米アップルなどとの競争が激しくなりそうだ。

グーグルは、車載情報システム「アンドロイド・オート」を搭載した自動車が年内に発売されるとの見通しを明らかにした。音声操作により、運転中でもメッセージ送信や地図検索などが可能になる、という。

グーグルは、40社以上の自動車会社がソフトウエア開発での連携に加わった、としている。ただし、具体的にどの会社が今年、「アンドロイド」を自動車に搭載するのかに関しては、明らかにしていない。

グーグルの幹部は、「アンドロイド」のTV版「アンドロイドTV」のデモンストレーションを行った。4年前の「グーグルTV」はあまり普及せず、グーグルはテレビ分野で再チャレンジすることになる。

投資銀行B.ライリーのアナリスト、サミート・シンハ氏は「乗っ取りという感じだ。機器をコントロールするプラットフォームが支配的なOSとなり、家全体のOSにもなりうる」と指摘。

同氏は「新たなプラットフォームは、ハードウエアや広告、電子商取引などにとっても新たな販売機会となりうる」との見方を示した。

<インド向け格安スマホも>

グーグルは、健康関連情報を管理する「グーグルフィット」を発表した。

スマートウォッチや他のモバイル機器を通じて、ユーザーの健康関連情報を集め分析するサービスで、米アップルや韓国サムスン電子<005930.KS>が最近発表した健康管理アプリに対抗する。

グーグルはまた、製造業者3社と共同でインド市場向けに100ドル以下のスマートフォン(スマホ)「アンドロイド・ワン」を開発中と発表、今秋の発売を目指す。

同社幹部のサンダー・ピチャイ氏によると、画面は4.5インチで、デュアルSIMに対応、FMラジオなどを搭載する見通しだ。

*情報を追加しました。[サンフランシスコ 25日 ロイター]