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ステルス戦闘機F35、出火事故受けて飛行停止 米国防総省発表、日本は42機購入の予定

2014年07月04日 14時40分 JST | 更新 2014年07月04日 18時41分 JST
Reuters

米国防総省は3日、ロッキード・マーチンの最新鋭ステルス戦闘機F35に関して、エンジンの追加検査が完了するまで全機を飛行停止とすると発表した。同型機については6月23日、フロリダ州の空軍基地で離陸直前に出火する事故が起きた。

エンジン部分は、米航空機エンジン・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズ傘下のプラット・アンド・ホイットニーが製造している。

出火事故による負傷者は出ていない。国防総省と業界関係者によると、原因は特定できていないという。

同省は今月英国で開催される2つの国際航空ショーでF35を初展示する計画については準備を続けているが、展示するかどうかは来週前半に最終決定するとしている。

プラット・アンド・ホイットニーは、調査を実施している米空軍関係者と緊密に連携し、すべてのエンジンを検査し原因解明を目指す方針を示した。同社の広報担当者は、出火問題は調査の対象であるとして、それ以上のコメントは不適切と述べた。

小野寺五典防衛相は、来週の訪米の際にF35の問題について協議する意向を示した。訪米中はヘーゲル米国防長官との会談や米軍基地の視察が予定されている。

日本はF35を42機購入する予定。現在保有している旧型のF15戦闘機100機について新型機との交換を決定する際に、F35を追加発注する可能性がある。

オーストラリアと韓国は、F35の購入計画に変わりはないと表明。オーストラリアは58機、韓国は40機を購入する計画だ。

豪国防省の報道官は、F35が「信頼性があり安全だと引き続き確信している」と述べた。[ワシントン 3日 ロイター]

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