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「花子とアン」仲間由紀恵の若き恋人役・中島歩ってどんな人? 国木田独歩の玄孫

2014年07月09日 01時42分 JST | 更新 2014年07月09日 01時45分 JST
NHK「花子とアン」公式ページ

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 高視聴率が続くNHK・連続テレビ小説『花子とアン』(月~土 前8:00 総合ほか)で、第12週(6月16日~21日)に登場するなり、その整った顔立ちから女性視聴者をざわつかせているのが仲間由紀恵演じる蓮子の“若き恋人”宮本龍一役の中島歩だ。

 中島は、1988年10月生まれ。『武蔵野』などの作品で知られる明治時代の小説家・国木田独歩の玄孫にあたり、名前の「歩」は高祖父の筆名「独歩」に由来する。日本大学藝術学部文芸学科在学中に「自分は物語を書くよりも体を使って表現するのが合っている」と、モデル活動を始めた。

 2013年、美輪明宏の主演・演出舞台『黒蜥蜴』で俳優デビュー。約200人が参加したオーディションで主人公の愛人となる雨宮潤一役に抜てきされた。初めてレギュラー出演するテレビドラマが、美輪がナレーションを担当している『花子とアン』というめぐり合わせ。

 3月から『花子とアン』の撮影に加わった中島は、1ヶ月ほど経った頃に、美輪の主演・演出舞台『愛の讃歌~エディット・ピアフ物語~』を観劇し、楽屋見舞いで久しぶりに美輪と再会。「去年の稽古の経験が生かされていますか?」という美輪の問いかけに、中島が「とにかく一生懸命やっています」と答えると、美輪は「人は裏切るけど、仕事は裏切らない。一生懸命やりなさい」と鼓舞したという。中島は「手を抜かずに本気で取り組むこと、美輪さんに教わったことの一つでもあり、今の僕の目標でもあります」。

 『花子とアン』で中島が演じる龍一は、実在の社会主義運動家がモデル。初登場時は帝国大学の学生で、蓮子の書いた短歌集に感激し、本人に会うため福岡まで押しかけていく行動力と情熱を持った人物だ。社会主義運動とかかわりを持つ龍一にとって、華族の出身である蓮子は憎むべき相手、しかも人妻だったが、二人は次第にひかれあっていき、恋に落ちる。そして、龍一と蓮子はある大事件を起こし、世間を騒がせることになる。

 中島は「世の中の不平等を、演劇を通して変えたいとあがいている龍一の姿は、僕が役者として成長したくてもがいている姿と重なるところがあると思います。作品を通して切実に観ている人を揺さぶれるような役者になりたい」と力強く語っていた。

◆“花の88年生まれ”の仲間入り

 プロ野球選手の田中将大、前田健太、プロサッカー選手の内田篤人、吉田麻也らスポーツ界、大島優子、松坂桃李、黒木メイサ、東出昌大ら芸能界、それぞれ第一線で活躍する人材を多く輩出しているといわれる「1988年生まれ」。『花子とアン』でも、ヒロイン・はな役の吉高由里子、はなの幼なじみ・朝市役の窪田正孝、はなの女学校時代からの友人・醍醐役の高梨臨ら、「1988年生まれ」が頑張っている。中島もその一人「同い年の人たちが活躍しているのはうれしい。僕も貢献できるように頑張りたい」と話していた。

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