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集団的自衛権、閣議決定の無効を求め提訴 「憲法9条と明らかに矛盾」

2014年07月11日 14時04分 JST | 更新 2014年07月11日 14時04分 JST
EPA時事

憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を認める閣議決定は、憲法違反だとして、元三重県職員の珍道世直(ちんどうときなお)さん(75)が7月11日、安倍晋三首相と閣僚を相手取り、閣議決定の無効を求めて東京地裁に提訴した。朝日新聞デジタルが報じた。

訴状で、「集団的自衛権は自国への武力攻撃がないのに発動される。国際紛争を解決する手段としての武力行使や交戦権を認めない9条と明らかに矛盾し、違反する」と主張。閣議決定は、憲法99条が公務員に課している憲法尊重擁護義務にも違反しているとして、安倍首相と全閣僚について、国家公務員法に基づく懲戒処分を求めた。

(朝日新聞デジタル「集団的自衛権、閣議決定の無効求め提訴 三重の男性」より 2014/07/11 12:17)

NHKニュースによると、この閣議決定をめぐって訴えが起こされたのは初めてと見られるという。訴えた理由について、珍道さんは次のように話した。

訴えた理由について、珍道さんは「自分も幼いころに空襲を体験しているが、戦争は絶対にいけない。『戦争の放棄』を願う国民の一人として意思表示をしたいと思った。この思いが多くの人に広がることを望んでいる」と話していました。

(NHKニュース「集団的自衛権 閣議決定の無効求め提訴」より 2014/07/11 11:05)

この閣議決定をめぐっては、三重県松阪市の山中光茂(みつしげ)市長(38)が3日、記者会見で「平和国家の原点を壊す政府の行為にしっかりと行動を起こさねばならない」として、違憲確認を求めて国を提訴することも視野に行動することを明らかにしていた

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