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プレミアムうまい棒 「こだわりすぎて利益率低い」採算より作り手の情熱優先か

2014年07月25日 23時23分 JST | 更新 2014年07月25日 23時42分 JST

人気のスナック菓子「うまい棒」を販売するやおきん(東京都)が、4月1日から販売開始した「プレミアムうまい棒」が製造元の予想を超える売れ行きだという。

価格は20円。シーズニングパウダーを贅沢に使用し、「明太子味」「モッツァレラチーズ&カマンベールチーズ味」の2種類が販売されている。やおきんによると「想像以上の売れ行きで、生産が追いつかない」状態で、コンビニへの供給ができていない状態だ。スポニチなどが報じた。

79年に販売を始めた看板商品のうまい棒は、10円(税別)という低価格と豊富な味の種類で親しまれているが、「10円という枠を外すことで高級感を出し、普段とは違う味わいや面白さを追求するべく」(同社)、プレミアムうまい棒が開発された。
 
販売は、雑貨なども扱う複合型書店「ヴィレッジヴァンガード」やディスカウントストア「ドン・キホーテ」、駄菓子専門店での販売が中心で、コンビニエンスストアには供給できていない。
 
(スポニチ『「うまい棒」もプレミアム!値段2倍も「想像以上の売れ行き」』より 2014/07/24 16:49)

premium umaibo

プレミアムうまい棒は9g。普通のうまい棒6gに比べて、内容量も50%アップした。

うまい棒とうまい棒プレミアムの違い umaibo

うまい棒とうまい棒プレミアムの大きさ比較(駄菓子堂ホームページより

東洋経済オンラインによると「プレミアムとして恥ずかしくないよう、お客様に『なるほど!』と納得してもらえる味にしたい」として開発されたプレミアムうまい棒。ファンサイト「うまい棒同盟」を15年間運営し、自身も自宅に常時200本のうまい棒をストックするなど熱烈なうまい棒ファンだという川本篤史さんからも「10円が20円になるだけで、ここまで味がグレードアップするのか」と感心されるほどの仕上がりで好評だ。

しかし、そのこだわりが故に、普通のうまい棒よりもコストがかかるという側面もあるようだ。

やおきんが高級志向のうまい棒を販売しようと思ったきっかけとなったのが「10円という価格帯ではなかなか表現できなかったところを追求したかった」という、お客や商品に対する熱い思い。ただ、こだわればこだわるほど、当然コストは高くつく。(中略)
 
「正直なところ、こだわりすぎたため通常のうまい棒よりさらに利益率が低くなってしまった」というから、採算よりは、作り手の情熱が勝った商品ということだろう。
 
(東洋経済オンライン『うまい棒、倍額20円の「プレミアム」で新境地』より 2014/05/18)

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