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ガザ停戦、わずか90分で崩壊 ハマスが兵士拘束か、死者1600人に

2014年08月01日 23時30分 JST | 更新 2014年08月01日 23時30分 JST
AFP時事

パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスは、8月1日午前8時に人道目的の72時間の停戦に入ったが、わずか90分後に停戦は崩壊し、戦闘が再開された。こうしたなか、イスラエルの軍事作戦による死者がさらに増えて1600人に上っている。NHKニュースなどが報じた。

ガザ地区では1日、イスラエルとハマスが合意に基づいて72時間の停戦に入りましたが、まもなく南部のラファで激しい銃撃戦が起きるなど一部で戦闘が続き、停戦は維持できませんでした。

1日の戦闘でイスラエル軍は、ハマス側に兵士1人が連れ去られた疑いがあると発表し、イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマス側が先に停戦の合意を破ったと強く批判しました。一方、ハマスの報道官は「イスラエル軍がラファに侵入したことで停戦が破られた」と強調し、双方による非難の応酬が続いています。

(NHKニュース「ガザ地区 停戦維持できず 死者1500人」より 2014/08/02 06:39)

停戦の仲介を行ったアメリカのケリー国務長官は1日、ハマスに対し「停戦の重大な違反行為」と非難した。またオバマ大統領も記者会見で「停戦が破られた責任はハマスにある」と述べた。

オバマ氏は、ハマスに対し「事態の解決へ真剣に取り組むのなら、イスラエル兵を即時無条件に解放する必要がある」と要求。また、イスラエルには「自衛権」があると改めて強調した。

(時事ドットコム「ハマスの停戦違反を非難=住民犠牲阻止に努力-米大統領」より 2014/08/02 07:33)

停戦中、イスラエルとパレスチナ自治政府の代表団がエジプトの首都カイロを訪れ、同国政府を交えて恒久的な戦闘停止について話し合う予定だったが、白紙に戻ったとみられる

こうしたなか、ガザの当局者は1日、7月8日から続くイスラエルの軍事作戦による死者が少なくとも1600人に達したと明らかにした。AP通信の報道として47NEWSが伝えた。この日のガザ南部での戦闘で約70人が死亡したほか、これまでにイスラエル軍が空爆した場所から多数の遺体が見つかったという。

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