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【中2虐待自殺】父親、ボクシングのグローブで長男殴る 長年続いていた暴力

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東京都西東京市で中学2年生の長男(14)を虐待したとして、警視庁は、父親で無職の村山彰容疑者(41)を傷害の疑いで逮捕し、7月31日に発表した。長男は村山容疑者の妻の連れ子で、30日に長男が自殺したことから父親による虐待が発覚した。その後の調べで、村山容疑者は4年ほど前から長男に対して暴行を続けていたと見られている。また、村山容疑者は「ボクシングのグロープをはめて長男を殴ったことがある」などと供述しているという。時事ドットコムなどが報じた。

父親はボクシングの経験があるといい、「スパーリングのように長男を殴った」と話しており、田無署は日常的に虐待していた疑いがあるとみて、調べている。

同署によると、村山容疑者は7月29日、長男を殴った直後、「24時間以内に首でもつって死んでくれ」と長男に暴言を吐いた。翌30日午前8時50分ごろ、母親が自室で首をつっている長男を発見。通報しようとしたが、村山容疑者が「警察に捕まる準備をするから待て」などと止めた。約50分後に村山容疑者が通報したという。

(時事ドットコム「グローブはめて長男殴る=逮捕の父親ボクシング経験-自殺、母親の通報制止・警視庁」より 2014/08/02-23:56)

村山容疑者は、妻、長男、未就学の次男の4人暮らしで、3〜4年前から西東京市内の都営アパートで同居を始め、2年前に結婚した。家計は妻がパートで支えていたという。村山容疑者による長男への虐待は同居直後から続いていたと見られている

■学校は父親の暴力を把握 児相には連絡せず

長男が通っていた中学校側は2013年の10〜11月ごろには、長男が父親から暴行を受けていることを把握していたという。

学校や市教委によると、生徒の右目付近にあざがあるのを担任が見つけたのは昨年10~11月ごろ。生徒は「継父から暴力を受けた」と話した。学校は母親に医者へ連れて行くよう伝え、母親が了解したため、様子を見ようと判断したという。

今年4月にも顔にあざが見つかり、生徒は継父の無職村山彰容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=の暴力と認めたうえで、教諭に「いつもではないので大丈夫」と話したという。学校は、村山容疑者から話を聴いたが「子どもを強くしたい」などと説明を受け、特段の対応は取らなかった。

(朝日新聞デジタル「継父の暴力、学校は把握 児相に通告せず 中2虐待自殺」より 2014/08/02 15:20)

長男が6月中旬から不登校になり、学校側は「家庭訪問をしたい」と連絡していたが、村山容疑者に「来ないでほしい」などと断られ、そのままにしていたという。児童相談所には連絡せず、市の教育委員会に報告したのは長男が自殺した後だった。

2000年に施行された「児童虐待防止法」では、児童虐待を受けたと思われる児童を発見した場合、全ての国民に児相などへの通告を義務づけている。また、日頃から子どもと接する機会の多い学校の教職員などは、児童虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、児童虐待の早期発見に努める責任も課せられている

校長は8月1日の会見で、「適切な対応をしていれば事件は防げたかもしれない」と謝罪。「今回は様子を見ようということに傾いてしまった。通告すべきだったと思っている」と判断が甘かったことを認めたという。

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