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台風12号、四国で猛烈な雨 55万人に避難指示・勧告

2014年08月03日 20時37分 JST | 更新 2014年08月03日 20時39分 JST
朝日新聞社

台風12号、四国で猛烈な雨 55万人に避難指示・勧告

台風12号の影響による荒天は3日も続き、四国を中心に猛烈な雨が降った。総務省消防庁や各警察のまとめによると、徳島県美馬市の吉野川で男性が流されて行方不明に。高知県では外の様子を見に行った80代の女性が転んで軽いけがをした。高知、徳島、愛媛、宮崎4県の計約55万人(3日午後5時時点)に避難指示や避難勧告が出た。

大雨は4日も西日本の太平洋側を中心に続く。午後6時までの24時間予想雨量は多い所で四国の太平洋側400ミリ▽四国の瀬戸内側250ミリ▽近畿150ミリ――となる見通しで、気象庁は増水や土砂災害への警戒を呼びかけている。

九州の西を進んだ台風12号の周辺にある湿った空気と東日本付近の暖気がぶつかり、四国付近で積乱雲が何度も発生。これが大雨につながったとみられ、高知県仁淀川町では1日の降り始めからの総雨量が1千ミリ(3日午後8時時点)を超えた。高知県本山町では1日からの48時間雨量が846・5ミリ(午後6時半時点)、和歌山県串本町で529・5ミリ(午後10時半時点)を記録し、1976年の統計開始以降で最大となった。

避難指示は高知県南国市や徳島県三好市などの計約3200人に出され、一部は3日午後に解除された。高知市は市内全域の約33万人に避難勧告を出した。

徳島の吉野川で流されたのは建設会社員の須藤豊さん(40)=東京都青梅市。夕方に近くの建設現場で資材を回収中、増水した川に流されたという。交通機関への影響も広がり、JR四国は牟岐線など3路線の全線で運転を見合わせた。

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(朝日新聞社提供)