山本景・大阪府議、LINEで中学生らに「ただでは済まさない」 Twitterでも交流

大阪府議の山本景氏が、トラブルになった女子中学生に対し「ただでは済まさない」などのメッセージをLINEで送っていた。
山本景氏ホームページより

大阪維新の会の山本景(やまもと・けい:34)大阪府議=交野市選出=が、トラブルになった女子中学生に対し、「ただでは済まさない」などの不適切なメッセージをLINEで送っていた。交野市教育委員会から連絡を受け、維新の今井豊・府議団幹事長は、山本氏を口頭で厳重注意した。日刊スポーツなどが報じた。

市教委によると、昨年10月の地元の祭りで、山本府議が生徒に名刺を配布。約20人の生徒とLINEのグループでつながるようになり、府議が「お茶会」に誘ったが、全員行かなかった。

その後、LINEのグループから外されると、「おいおい、全員無視?」「身元を特定している」「校長に直接電話することもできる」などと威圧するようなメッセージを次々に送り付けた。翌11月に女子生徒から相談があり、学校が把握した。

(日刊スポーツ「維新府議、LINE外され女子中学生威圧」より 2014/08/08 13:55)

またMSN産経ニュースによると、山本氏は2013年秋から冬にかけて、下校途中の生徒に声を掛けて事務所に招き入れ、たこ焼きやお菓子などを提供して意見交換を行っていた。その後、生徒らによって、私設ファンクラブ「山本けいたん応援隊」なども結成されたという。

ホームページによると山本氏は1980年生まれ。1999年に学生ベンチャー企業「トリプルエーコミュニケーションズ」を起業し、無料レンタルホームページサービス「AAA! CAFE」などを運営していたが、2004年にライブドアに営業譲渡。その後、野村證券などを経て2011年4月の統一地方選で大阪府議に初当選した。毎日新聞によると、9月7日投票の交野市長選への出馬に意欲を示しているという。

山本氏は2011年から地元の中学校で土曜日などで学習指導をするボランティアなども行っており、中学生・高校生らと普段から交流がある。Twitterでも約20アカウント分の中学生・高校生をフォローしており、やりとりもおこなっていた。

7月17日には山本氏のLINEが乗っ取られるなどの事象も発生していたという。

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