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「水タバコは害が少ない」は本当か? アメリカの若者に流行

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HOOKAH NOT LESS HARMFUL THAN CIGARETTES
close up of a man smoking a... | Shutterstock

アメリカの10代は、ハイスクール時代を煙まみれで過ごしているように思われる。

アメリカの小児科学会誌「ピディアトリクス」で発表された新たな調査によると、アメリカの学生のおよそ5人に1人が、2013年に水タバコを吸った経験があるという。

その調査では水タバコの喫煙、とくにシーシャと呼ばれる、タバコの葉を熱するために炭を使う水ギセルが高校生の間で最も流行っているという。

hookah bar

ミシガン大学が行った、アメリカ人の若者に関する調査機関「モニタリング・ザ・フューチャー」のデータによると、この1年で、ハイスクールの上級生の間で水タバコの使用が21パーセント増加している。

水タバコも、通常のタバコ同様に健康問題がある。しかし、どういうわけか水タバコは通常のタバコより害がないという考えが広まっている。

「それどころではありません。ミネソタ州ロチェスター市にある総合病院メイヨー・クリニックの調査では、水タバコを吸うと通常のタバコよりも有害なのです。水タバコのなかの水は、有害な物質をすべてろ過するわけではないのです」 。ミシガン州にあるセントジョン・プロビデンス病院の小児血液腫瘍医ジアド・カフリ氏はCBS系列のテレビ局WWJデトロイトの取材に答えた。「一般的に、通常のタバコよりも毒性のある化学物質にさらされることになるのです」 。

水タバコの愛好者は男性で、主に都市部に在住の、自由に使える収入がある人だという。

若者たちは、独特の香りがある水タバコのまろやかな口当たりに引きつけられているらしい。

国立衛生研究所から援助を受けた研究によると、水タバコを1回吸うと、通常のタバコの1.7倍のニコチンと、6.5倍の一酸化炭素、46.4倍ものタールを摂取してしまう。科学研究サイト「リアル・クリアー・サイエンス」を主宰するアレックス・B・べレゾウ博士はブログで、「これは40本ものタバコを吸って、周囲の人にタバコの煙を口移ししているようなものだ」 と語っている。

「言い換えれば、水タバコは、1時間くらいで人間の体に最も有害な影響を及ぼすものなのです」

English Translated by Gengo

Hookah Smoking
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