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金子快之・札幌市議「アイヌ民族、もういない」とツイート その真意は?

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札幌市議の金子快之(かねこ・やすゆき)氏がTwitterに「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだことが、波紋を呼んでいる。8月11日、他のユーザーに返信する形で以下のようにアイヌ問題に言及していた。

アイヌ民族をめぐっては、2007年の国連による「先住民族の権利宣言」を受けて、2008年にアイヌを先住民族とする国会決議がなされた。この中で「近代化する過程において、多数のアイヌの人々が、法的には等しく国民でありながらも差別され、貧窮を余儀なくされた 」として、アイヌの人々を先住民族と認めて、総合的な施策の確立を求めている。

毎日新聞は8月17日、北海道アイヌ協会の反発を次のように伝えた。

北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「いつアイヌがいなくなったのか教えてほしい。国も先住民族と認め、復権に向けて歩んでいるなかで、議員としてあまりにも不勉強で歴史を踏みにじる発言だ。国際的にも恥ずかしい」と反発している。

(毎日新聞『札幌市議:「アイヌはもういない」 ネットで自説』2014/08/17 07:30)

一方、金子市議は自身のブログで「レイシスト」「ネット右翼」「議員辞めろ」などと抗議する電話があったことを明かした上で次のように説明した。

北海道アイヌ協会が認めないと、本当に純粋なアイヌでも補助が受けられない。北海道以外に住んでいるアイヌの方はどうなるのか。実におかしな仕組みだと思いませんか。その「アイヌ」の証明を担う「財)北海道アイヌ協会」自体が度重なる不正経理で問題を起こしており、とても公正な団体とは言えません。(略)アイヌの方々にはご労苦があったでしょうし、私もアイヌ文化や歴史を否定するものではありません。私が問題としたいのはアイヌを称する利権の問題であり、これについてこれまでも議会で指摘してきましたし、今後も問題提起を続けていくつもりです。

(札幌市議会 金子やすゆき ホームページ「アイヌ施策に関するツイートについて」2014/08/16)

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