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WikiLeaks創設者ジュリアン・アサンジ氏、亡命先のエクアドル大使館から「間もなく」出ることを表明

2014年08月18日 23時46分 JST | 更新 2014年08月18日 23時51分 JST

告発サイトWikiLeaksの創設者ジュリアン・アサンジ氏は、強姦容疑による逮捕と強制送還を避けるため2年間亡命生活を送っていたエクアドル大使館を「近いうちに」出ると表明した。

スカイニュースによると、アサンジ氏は8月18日朝、スウェーデンに送還されるという報道が出たことを受けて記者会見を行い、警察への自首を考えていると述べた。

アサンジ氏は、アメリカに送致され、WikiLeaksで機密情報のウォーログ(戦争の記録)や外電を公開した罪で訴追されるであろうと述べた。

彼はエクアドルへの亡命を認められたが、イギリス警察がアサンジがエクアドル大使館に籠城して以来警備を固め、アサンジ氏が大使館外に出ようとした場合、速やかに逮捕する姿勢をみせているため、大使館を出ることができないでいる。

報道によると、現在、アサンジ氏は26カ月にわたる幽閉生活の影響で心臓疾患、ビタミンDの不足、そして慢性的な肺疾患に苦しんでいるという。

アサンジ氏は取材陣に対して、「私はもうすぐ大使館を出る。しかし、必ずしもマードックプレスやスカイニュースが伝えているような理由ではない」と述べたが、詳しい説明の求めには応じなかった。

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エクアドル大使館内で記者会見に応じるジュリアン・アサンジ氏

スカイニュースが、アサンジが警察への投降を考えていると伝えた。

アサンジ氏は先週末メール・オン・サンデーのインタビューに応じ、自分が治療を求めたときに逮捕されることを恐れていると述べた。

「彼は手錠をかけられた状態で病院のベッドに到着するだろう」と、ある情報筋は述べている。

彼は、メール・オン・サンデーの取材に対し、「私は2年にもわたって母にも、87歳の祖母にも会っていない。この大使館にいる間、義父も祖父も亡くなった」と述べた。

「私も40代前半にさしかかった。多くの人々は、私が、家族や親戚をサポートする役割を果たし、心配されるよりする側であるべきことを理解すると思う。でもそれは私に認められない。家族もそうだ」。

スカイニュースの犯罪関連特派員のマーチン・ブラントは、「アサンジ氏は新聞のインタビューに応じ、元気のない様子だった」と述べた。

「彼は反抗心を失ってしまったようだ。また、周りから見ても、彼の病状は重いことがはっきりした」。

「エクアドル大使館での2年間で、彼には心臓疾患、慢性的肺疾患、視力の不良、高血圧を患っていると言われている」。

しかし、WikiLeaksの報道官クリスティン・フランソン氏は、アサンジ氏は「環境が整えば」大使館を出ると述べ、「すぐに大使館を出る」ことはないと、一連の報道を否定した。また、アサンジ氏が警察に自ら出頭することもないとした。

フランソン氏は、「アサンジは外部からの馬鹿げた攻撃が止み、安全が確保されさえすれば、いつでもエクアドル大使館を離れるつもりだ」と述べ、「すぐに大使館を出る」という憶測を否定した。

ジュリアン・アサンジ氏、エクアドル大使館から「近く出る」

English Translated by Gengo

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