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代々木ゼミナール、全国模試を廃止 センター試験の集計も中止

2014年08月25日 22時06分 JST | 更新 2014年08月25日 22時06分 JST
flickr / ezakicoo

大手予備校の代々木ゼミナールを運営する学校法人高宮学園(東京都渋谷区)は8月25日、2015年度から高校3年生と高卒者向けの全国模擬試験を廃止すると発表した。全店展開する27校舎のうち20カ所を閉鎖し、事業縮小に伴い40歳以上の職員に早期希望退職者の募集なども予定している。時事ドットコムなどが報じた。

来年1月実施の大学入試センター試験の自己採点結果を集計分析する「センターリサーチ」も中止する。これに伴い、同業他社が行う調査に参加する。

(時事ドットコム「全国模試廃止=センター試験集計せず-代ゼミ発表」より 2014/08/25 20:55)

代ゼミは「少子化や現役志向の高まりで浪人生が減った。校舎の集約によって、模試の全国的な実施や分析が難しくなる」としている。

東大・京大をはじめとする主要15大学と、高校1、2年生対象の模試は継続するという。

一方、2015年4月から本部校(渋谷区)、札幌校、新潟校、名古屋校、大阪南校、福岡校、造形学校(渋谷区)の7校に集約し、そのほかの20校は生徒の募集を停止する。

■少子化の一方、囲い込み競争激化

代々木ゼミナールはこれまで、駿台予備学校、河合塾と並ぶ3大予備校の1つとして数多くの受験生を送り出してきた。

MSN産経ニュースは、「不況に強いとされた教育産業が大きな曲がり角を迎えている」として、背景には、少子化による市場縮小の懸念に加え、小中高校生を抱える大手学習塾との連携による「囲い込み競争」の激化があると指摘している。

今後はデジタル化で業界の激変が予想されている。通信教育大手のベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長は「デジタル化で他業界からの参入も加速する。行き着くところは価格破壊だ」とにらむ。

(MSN産経ニュース「【代ゼミ問題】曲がり角の教育産業 少子化で競争激化、生き残りかけ業界再編第2幕も」より 2014/08/26 05:00)

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