旅客機内のスマホ解禁 9月1日から離着陸時も「機内モード」でOK

9月1日より、航空機内における電子機器の使用制限が緩和された。国土交通省の発表によれば、機内モードを利用すれば、スマートフォンやタブレット端末が常時使用が可能になる。
Photography by Bobi via Getty Images

国内に発着する旅客機内でのスマートフォンやタブレット端末の使用が、9月1日に離着陸時も含めて解禁された。国土交通省が電子機器の使用制限を緩和したことで、上空だけでなく常時使用が可能になった。

これまで、航空機内での電子機器の利用は、「電波を発しない電子機器」も上空飛行中のみ使用可能などと制限されていたが、離陸・着陸時を含め、いつでも利用可能になる。「電波を発する電子機器」は、ドアクローズ時は電源を切る必要があったが、航空機の機種によって、機外の通信設備につなげず、機内のWi-Fiシステムなどに接続すれば利用できる。

電波に対する航空機の耐性によって使える電子機器は異なり、詳細は日本航空(JAL)全日空(ANA)などがサイト上で発表している。

9月1日、国内線の機内では、離陸中にスマートフォンや音楽プレーヤーを使用する人の姿が見られたという。

1日朝、羽田と大阪を結ぶ便の機内では、旅行客やビジネスマンなどが、離陸中にスマートフォンや音楽プレーヤーを使ったり着陸直前に大阪上空の景色をカメラにおさめたりする姿が見られました。

妻と大阪を旅行するという千葉県の男性は「着陸前の景色は撮りたくても撮れなかったのでうれしいです」と話していました。また、会社員の男性は「離着陸時にタブレット端末を使った作業を中断しなくて済むので助かります」と話していました。

(NHKニュース「機内の電子機器 使用制限の緩和始まる」より 2014/09/01 11:46)

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