金子快之・札幌市議を自民党支部連が除名処分 「アイヌいない」発言を問題視

「アイヌ民族なんて、いまはもういない」とTwitterに書き込んで批判が相次いでいた金子快之・札幌市議について、所属する自民党札幌市支部連合会は9月9日、党紀委員会で除名処分とすることを決めた。
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「アイヌ民族なんて、いまはもういない」とTwitterに書き込んで批判が相次いでいた金子快之(かねこ・やすゆき)・札幌市議について、所属する自民党札幌市支部連合会は9月9日、党紀委員会で除名処分とすることを決めた。

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処分の通知は10日に本人に届く予定で、10日以内に異議申し立てがなければ除籍されるという

支部連によると、この日の会合で金子氏に再び釈明を求めたが「『アイヌ民族は先住民族』とした国会決議の内容は認めない」との趣旨の発言があったといい、党議に背いたと判断した。

支部連幹事長を務める細川正人市議は「粘り強く発言を撤回するよう説得したがかなわなかった。大変残念だ」と話した。

(47NEWS「アイヌ発言の札幌市議除名を決定 自民党の市支部連」より 2014/09/09 19:19)

金子氏は8月11日に、

とツイートし、アイヌ協会などから「あまりにも不勉強で歴史を踏みにじる発言」などと非難されていた。金子氏は所属していた会派「自民党・市民会議」から会派離脱勧告を受け、9月1日に無所属となっていた

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