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今の世界に絶望してはならない。希望を見い出せる7つの理由があるのだから

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最近のニュースを見ていると、世界がメチャクチャになっているという印象を受けているかもしれない。死者が増え続けたガザ地区、飛行機が撃墜されたウクライナ、暴力に支配されたナイジェリアやシリア……世界は絶えることのない暗い現実の連続のように思えるかもしれない。

しかし、悪いニュースばかりが見出しを占めているからといって、そういった話しか存在しないわけではない。世界が崩れ落ちているわけではないのだ。その理由を見つけるのは難しくない。

■ 目覚ましい医学的進歩が毎日のように起こっている

vaccination

・アフリカでは毎日、1500人以上もの子供がマラリアで亡くなる。しかし、そんな悲劇はもう長続きしないかもしれない。ある製薬会社が、世界初のマラリアワクチンになる可能性がある新薬について、監督機関の承認を待っている状況である。雑誌「タイム」によると、1年後には一般に発売されるかもしれないという。

・C型肝炎のための治験薬が、臨床試験で95%以上の患者で治療に成功したという。現在、アメリカの食品医薬品局 (FDA) の承認待ちで、うまくいけば、現在この病気を治療するために市場に流通している薬剤よりも安く治療できるかもしれない。

・シカゴの19歳の青年が、大腸がんの治療法を発見するまであと少しのところまで来ているかもしれない。彼が手がける実験的ワクチンは、100%の確率で幼いマウスの悪性腫瘍を取り除くことに有効であるこという。

■ LGBTを含め、平等に向けて大きく前進している

rainbow flag

・8月1日、ウガンダでは、過酷な「同性愛に反対する法令」を無効とする決定がなされた。この法令は、特定の同性愛的行動を終身刑により罰することを許可するものであった。

・国連は7月、すべての職員に対して、同性婚を承認すると発表した。これは、その職員の母国が同性婚を違法とするかによらないものである。

・アメリカでは、過去10年間に21の州とワシントンDCで同性婚を承認した

■ 貧困を撲滅するための計画が動き出している

kids receiving food

世界銀行による低所得国の定義を用いて、億万長者のビル・ゲイツは自身の財団の年報に次のように綴った。「2035年までに、貧しい国は世界でほとんどなくなる」。

・アメリカのフードスタンプ・プログラム(低所得者向け食料品購入補助制度)は、単に機能しているだけでなく、何百万もの人を救っている。政治雑誌「ニュー・リパブリック」によると、「フードスタンプ・プログラムによる手当は、子供たちの長期的な健康上の成果を向上させ」「アメリカ国内で子供のいる世帯のうち、極度の貧困の中で暮らしている世帯を約半分に減らす」としている。

■ 環境保護への支持がますます高まっている

recycling sign

・フィリピンは電気自動車が主流になりつつある。具体的にこの場合は、電気三輪タクシーだ。都市の汚染を減らす取り組みとして、フィリピンは既に10万台の電動式三輪車に出資しており、本格展開は2016年だと、アメリカのビジネス誌「ファースト・カンパニー」は報じている。

・テスラという名前を聞いたことがない人がいるとすれば、そろそろ時代に追いつくべきだ。この電気自動車企業は、環境ビジネスが可能という以上に、極めて有益で、ガソリンを浪費する自動車産業を揺るがし、変革するポテンシャルを秘めている。

・ペルーの先住民族の農民は、一致団結することによって気候変動と闘い、自分たちの農業生産を多様化させるために種子の保護や交換を行っている。彼らの願いは協力することによって、気候変動に耐え、回復力のある品種を特定し、全国で生物多様性を推し進めることである。

■ 女性の権利が改善されている

gender equality sign

・2014年7月の時点で、サウジアラビアの女性は市会議員選挙で投票、立候補できるようになった。彼女らは2015年の選挙から投票できるようになる。

エジプトでは7月、セクシャルハラスメントを犯罪とみなし、犯罪者には最長5年の懲役を科すことを可能とする法律がつくられた。そして、7月末には、数十もの市民団体が街頭でデモを行い、女性に対する暴力や街路でのセクハラについて認識を高めた。

・8月1日には、国連難民高等弁務官が、性別による迫害に関する初めての国際会議を開いた。今になって女性は、性別による暴力を理由に亡命を求めることができる。

■ 新技術が人々の生活を豊かにしている

kids computer

スーダン内戦の犠牲者は、ロサンゼルスの会社の援助を受けている。この会社は、3Dプリンターを使って低価格の義肢を作っている。

・ザンビアでは携帯電話を持っていてもインターネットに接続できない人向けに、保健や教育に関するオンラインサービスにアクセスできるサービスが受けられるようになる。これは、Facebookが運用を開始したアプリのおかげである。同社は、この取り組みを今後他の国にも展開する計画だと述べている。

・マサチューセッツ工科大学メディア・ラボの研究者は、「フィンガー・リーダー」という装置の開発を進めている。この装置は、文を視覚障害者のために読み取り、音に出して読まれるものだ。制作者によると、この装置は「視覚障害者の、書籍からレストランのメニューから診療所での重要な書類まで、全ての書物を読む手助けとなることにより、視覚障害者の自助を促進する可能性がある」という。

■ 人々は日々、複雑な問題に対し革新的な回答を出し続けている

light bulb bright idea

・カナダのマギル大学は、4人のMBA(経営学修士)が世界の飢餓を撲滅するため斬新な解決法を編み出したようだ。それは、「昆虫農業」である。自らが考えたコンセプトを実践しているガーナでのパイロット・プログラムでは、学生たちは農村部の農民たちにゾウムシと呼ばれる非常に小さな虫の育成を指導している。

・マンクシ・プラジャパティという名のインド人男性は、電力なしで低温を保つ新しい冷蔵庫を設計した。この冷蔵庫は、価格が50ドル程度で、電力が不足する地域社会や自然環境に大変革をもたらすかもしれない。

・ゴマというコンゴ民主共和国の都市は、今まで「世界最大の強姦都市」と呼ばれてきたが、ある女性団体が、自分たちの命を危険にさらしながらも修理工としての訓練を受け、自動車修理工場を立ち上げた。その過程で、自分たちを貧困から救い出し、自分たちの権限を向上させている。

English Translated by Gengo

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