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活火山の噴火口に近づいてGoProで撮影したら、そこは地獄への扉だった(動画)

2014年09月10日 14時19分 JST | 更新 2014年09月10日 14時19分 JST

冒険家でドキュメンタリー作家のジョージ・コロウニスが噴火口の淵に立った。高温の溶岩がすぐ足元でゴボゴボと音を立て、腐食性の酸性雨が彼のプロテクトスーツにはじけ散る。

「地獄への扉」だった、と彼は言う。「ドラマティックで、強烈だったよ」。

コロニウスは2014年8月、同じく冒険家で映画製作者のサム・コスマンと共に、南太平洋バヌアツの群島にある活火山のマラム火口深くへと降りていった。恐れを知らない2人はこの画期的な冒険の記録のためカメラを持ち込んだ。

(GoPro、キヤノン 5D Mark III 、およびソニー Sony NX Camでコスマンが撮影した上の動画で、驚愕の撮影現場を見てみよう)

「マラム火山の火口へ近づくのは、僕の長年の夢だった」と、コロウニスはハフポストUS版のメール取材に対して答えた。「最高にテンションが上がったね」。

crater

コロウニス、コスマン、そしてガイドのジェフ・マックリーとブラッド・アンブロウズは火山で4日間過ごし、2度にわたって火口へ降りた。コロウニスによれば、1200フィート(約365メートル)も降下する、命知らずのチャレンジだった。「おおよそ、エンパイア・ステート・ビルの高さと同じ距離」だと彼は言う。

自然の極度の力を専門にとらえるドキュメンタリアンとして、コロウニス――竜巻を追いかけ、噴火する火山のふちで結婚する人物――は過激な冒険や危険には慣れている。それでも、マラムへの旅はこれまでで最も強烈な経験の1つだったと彼は言う。

「(マラム火山の火口へ)降りてゆくのは、エベレスト登頂を逆にしたようなものだった」と彼は言う。「火山に近づくのに、いろんな障害があった。悪天候、溶岩からくる尋常じゃない熱気、垂直に近い形で400メートルの昇り降り、もろい岩肌、車のバッテリーから出てきたような強い酸性雨、その他もろもろのクレイジーな障害に対処しなくちゃいけなかったんだ」。

コロウニスは溶岩湖にあまりに近づいたため、飛び散った溶岩で彼のレインスーツとカメラの一部に穴が開いてしまったという。

「(ビデオの中の)銀色の点みたいに見える僕と、すぐ横にある溶岩の滝のようなショットを見れば、僕の立っている場所がどれだけ危険かが分かるでしょう」と彼は言う。「すこし怖かったね。何か間違いが起これば、あっという間に大惨事になるから」。

コスマンはハフポストUS版の取材に対し、恐ろしい経験だったが、「アドレナリンが猛烈に出て、恐怖感が薄らいだよ。想像を絶するような、太陽の表面にいるような熱と光を発する火口に、至近距離でぶら下がっていたんだから」という。

「間違いなく、この経験は僕の冒険人生のなかで頂点になる」と彼は述べた。

「驚くべき探検」だったと、コロウニスは付け加えた。

私たちも間違いなくそう思う。

marum

English Translated by Gengo

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