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ソニー、Xperiaの不振で今期最終赤字2300億円に

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Reuters
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ソニー<6758.T>は17日、2014年3月期の連結業績予想を2300億円の赤字に下方修正したと発表した。従来予想は500億円の赤字(前年同期は1284億円)。スマートフォン(スマホ)の不振を背景に、モバイル事業の営業権の全額1800億円を減損損失として計上する。これにより今期は無配を決議。1958年の東京証券取引所に上場以来、初めての無配となる。

ソニーのスマホ事業は、2012年2月に旧ソニー・エリクソン(現ソニー・モバイルコミュニケーションズ)を完全子会社化し、一時は、韓国サムスン電子<005930.KS>、米アップルに次ぐ「世界3位」を目指すなど規模拡大の路線を走ってきたが、事業縮小に伴う減損計上で転換点を迎える。

すでに今年4―6月期のスマホ販売は前年を割り込んで、2015年3月期の販売計画を下方修正。中国メーカーの台頭を背景に新興国での販売に苦戦したことで、全世界で販売を拡大する戦略を取りやめ先進国に集中するなど、国や地域を絞り込む方向で事業の見直しに入っていた。

モバイル事業は、ソニー・モバイルが発足して初年度にあたる2012年度に411億円の営業赤字、翌13年度に126億円の営業黒字を計上。期初に260億円の黒字を見込み、4-6月期で損益ゼロを計画していた同事業は、今期再び赤字に転落する見通し。

モバイル事業の営業権の全額を減損することで、従来まで1400億円の黒字を見込んでいた今期の営業損益予想は400億円の赤字へ1800億円分を下方修正。最終赤字に拡大により無配を決議した。リーマンショック以来、最終赤字を計上しながら続けていた配当も、2年連続の赤字が拡大することで見送る。

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