典子さま、両陛下にお礼 10月5日の結婚前に「朝見の儀」

高円宮家の次女典子さまが10月5日に結婚するのを前に、天皇、皇后両陛下に感謝の気持ちを伝え、お別れのあいさつをする「朝見の儀」が、皇居で行われた。

「朝見の儀」で天皇、皇后両陛下にあいさつされる高円宮家の次女典子さま=2日午後、東京・皇居・宮殿「松の間」[代表撮影]

高円宮家の次女典子さま(26)が出雲大社の権宮司千家国麿さん(41)と10月5日に結婚するのを前に、天皇、皇后両陛下に感謝の気持ちを伝え、お別れのあいさつをする「朝見の儀」が10月2日、皇居・宮殿の「松の間」で行われた。時事ドットコムなどが報じた。

典子さまは薄いピンク色のロングドレスに勲章を付け、髪にティアラを飾った正装姿。両陛下の前にゆっくりと進み出て「今日まで長い間、深いご慈愛をもってお導きくださいましたこと、謹んで御礼申し上げます」などと述べた。

(時事ドットコム『典子さま、両陛下にお礼=皇居・宮殿で「朝見の儀」』より 2014/10/02 17:00)

宮内庁職員らの見送りを受けられる高円宮家の次女典子さま=2日午後、東京・皇居・宮殿南車寄[代表撮影]

これを受けて天皇陛下は「2人で愛を育み、よい家庭を築いていくよう願っています。末永い幸せを祈ります」とはなむけの言葉を贈った

また、皇后さまは「互いに敬い合って、むつまじい家庭を築き、ともによき社会人として過ごしていかれますように、お二人の健康と幾久しいお幸せを祈ります」と述べた

典子さまの「朝見の儀」

典子さまの「朝見の儀」

典子さまは「朝見の儀」に先立ち2日午前、皇室の祖神などに別れを告げる「賢所皇霊殿神殿に謁(えっ)するの儀」に臨み、皇居・宮中三殿に拝礼した。

典子さまは髪を後ろで束ねた「おすべらかし」の髪形で、祖母の三笠宮妃百合子さまが大正天皇の妻・貞明皇后から贈られたという赤色の小袿(こうちぎ)姿。常陸宮妃華子さまや母・高円宮妃久子さまら皇族方が見守る中、皇祖神をまつる賢所、歴代天皇・皇族をまつる皇霊殿、八百万(やおよろず)の神をまつる神殿の順に拝礼した。

宮中三殿での拝礼は、ふだんは天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻だけが殿上で行うが、この日は典子さまも殿上で拝礼した。

(朝日新聞デジタル「典子さま、三殿に拝礼 5日に結婚式」より 2014/10/02 11:25)

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高円宮典子さま

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