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イスラム国、支援活動を行っていたイギリス人男性の殺害映像を公開

2014年10月04日 00時47分 JST | 更新 2014年10月04日 20時51分 JST
Radio-Canada

イスラム過激組織「イスラム国」は10月3日、シリア向けの支援物資を運搬する活動を行っていたイギリス人の運転手アラン・ヘニング氏とみられる人物の殺害シーンを映した動画をネット上で公開した。AP通信が報じた。動画の中でイスラム国の兵士は、次にアメリカ人のピーター・カッシグ氏とみられる別の人質を殺害すると警告している。

イギリス、エクルズ出身でタクシー運転手だった47歳のヘニング氏は2013年12月、支援部隊と共にシリア国境を越えた後、誘拐された。ヘニング氏の妻であるバーバラさんは武装集団に対し、夫を殺害しないよう嘆願していた。「夫はシリアに行って、イスラムの友人に必要な援助を提供できるよう手助けしていたのです」と、9月23日にコメントを出していた。

かつてヘニング氏と共に取材を行ったBBCのカーティン・ナイ記者は、ヘニング氏のことを「親切で、ユーモアのある」人と評していた

3日に発表された動画では、イスラム国の兵士によりアラン・ヘニング氏とみられる人物を殺害する様子が映し出されている。

3日の動画では、アメリカ人のピーター・カッシグ氏をもう一人の人質として明らかにしている。同氏がいつ誘拐されたかについては不明だ。アメリカの当局者はAP通信社に対し、カッシグ氏がイスラム国の武装集団に捕らえられていることは確実だとした。

CNNは2012年に、カッシグ氏が元米軍兵士で、後に支援活動に転じ、レバノンの病院で負傷したシリア人の手当てを支援していると報じている。2013年の「TIME」誌によると、カッシグ氏は後に自身の援助団体「スペシャル・エマージェンシー・レスポンス・アンド・アシスタンス」(SERA)をシリアとレバノンに設立した。当時、SERAは難民に医薬品やその他の物資を提供する活動を行っていた。

イギリスのデイビッド・キャメロン首相は3日の声明でヘニング氏の殺害について、「仲間を助けようとしていた彼を人質に取り、そして今、殺害をしたという事実は、このテロリスト集団の蛮行には限界がないことの証だ」と述べた

アメリカのバラク・オバマ大統領は、この残酷な殺害を非難したうえで、「我々はイギリスの友人たち、そして同盟国と共に立ち上がり、アランの殺害犯だけでなくジム・フォーリー、スティーブン・ソトロフ、デイビッド・ハイネスを殺害した人物を法廷の場に連れ出すよう取り組み、イスラム国の力を削ぎ、最後にはこれを破壊すべく、断固たる行動を取り続ける」と述べた

3日に公開された動画では、アメリカ人のピーター・カッシグ氏とみられる男性の殺害を予告している

English Translated by Gengo

イスラム国

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