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MRJってどんな飛行機? 国産初のジェット旅客機が完成、2015年に初飛行へ

2014年10月12日 21時12分 JST | 更新 2015年01月01日 23時20分 JST
Bloomberg via Getty Images
Yoshiharu Ueki, president of Japan Airlines Co. (JAL), left, and Hideo Egawa, chairman and chief executive officer of Mitsubishi Aircraft Corp., shake hands during a news conference in Tokyo, Japan, on Thursday, Aug. 28, 2014. JAL, the country's second-largest airline, agreed to buy 32 planes from Mitsubishi Aircraft to make its fleet more fuel-efficient. Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg via Getty Images

国産初のジェット旅客機「MRJ」の初号機がついに完成し、10月18日に完成記念のロールアウト式典が開かれることになった。日本で旅客機が造られたのはプロペラ機「YS-11」以来、約40年ぶりだ。

式典が行われるのは、機体の最終組立てをした三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)。2017年にMRJを初納入するANAのほか、国や県の関係者が参加する見込み。MRJの初飛行は、2015年4〜6月を予定している。

■MRJとは?

MRJの正式名称は三菱リージョナルジェット。採算が取れず1973年に製造中止となったYS-11以来の国産旅客機で、その名の通り、三菱グループの三菱航空機が開発している。全長は約35mの小型旅客機で、78〜92人の乗客を乗せることができる。最大巡航速度はマッハ0.78(時速830km)。

航続距離は最大3300kmで、東京からはグアム、台北、上海、北京をカバーできる。ヨーロッパやアメリカ合衆国では全域を飛行できる計算で、世界各国の大都市のハブ空港と地方空港を結ぶ「リージョナルジェット」の分野への参入となる。

当初の計画では2011年にMRJが初飛行、航空会社への納入されるのは2013年となるはずだった。しかし、3度にわたり開発スケジュールを延期したことで受注が伸び悩んだ。

2014年7月には約1年半ぶりに、アメリカとミャンマーの航空会社から合計で50機の新規受注を獲得。総受注数は国内外5社から375機となった。8月には、JALから新たに32機の受注を受けたことで、採算ラインとして設定していた400機を超えることになった。

小型機市場ではブラジルのエンブラエル社、カナダのボンバルディア社の2強が圧倒的なシェアを持っている。国家プロジェクトとして、日本政府も500億円の開発予算をつぎ込んだ「日の丸ジェット」が、どこまで世界市場に食い込めるか注目されている。

MRJの完成記念式典

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