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エボラ出血熱、どう防ぐか。アウトブレイクを回避したナイジェリアに学ぶ「初動」

2014年10月23日 01時30分 JST
PIUS UTOMI EKPEI via Getty Images
Health officials takes the body temperature of an Ukrainian sailor on the MV Pintail ship, as they check for signs of the Ebola virus at the Apapa Sea Port, in Lagos, on September 29, 2014. Health officials have begun the screening of cargo ship crews transiting through the ports of Nigeria to prevent cross border transmission of Ebola through sea and cargo ports. Nigeria has cleared all patients under surveillance for the Ebola virus, the federal health ministry said on September 24, 2014. 'There is nobody again under surveillance for the Ebola virus in any part of Nigeria. All those under surveillance have completed their mandatory 21-day period stipulated by the WHO,' ministry's spokesman Dan Nwomeh told AFP, referring to the World Health Organization. PHOTO/PIUS UTOMI EKPEI (Photo credit should read PIUS UTOMI EKPEI/AFP/Getty Images)

西アフリカで大流行し、アメリカやスペインにも感染者が広がるエボラ出血熱。10月17日までに感染者が9216人、死者が4555人と致死率も高く、不安が広がっている。

そんな中、世界保健機関(WHO)は10月20日、ナイジェリアにおいてエボラ出血熱の終息を宣言した。最長潜伏期間と定めた21日間の2倍、42日間に渡って、新しく感染した人が出ておらず、終息したと判断したためだ。

WHOによれば、ナイジェリアは7月に感染者が出ると、即座に国内の「感染が疑われる人」のほぼすべてについて追跡調査。最初にエボラ出血熱をナイジェリアに持ち込んだのは、7月20日にナイジェリアに入国したリベリア人男性だと特定し、治療に携わった医療関係者に感染が広がったことを確認した。さらに感染者と接触したおよそ900人について、延べ1万8500回に渡って経過観察を行い、感染が拡大しないよう注視した。結局、ナイジェリアでは感染者20人、死者8人に食い止めることに成功している。

感染発覚からの初動が適切だったことが、爆発的感染を食い止める要因となったわけだが、ABCニュースでは、こうした初動が取れた理由について、首都ラゴスに医療インフラが整っていること、「セーブ・ザ・チルドレン」や「ONE」、「国境なき医師団」などNGO、NPOと素早く連携を取ったこと、地域の指導者や宗教コミュニティにも働きかけたこと、の3点を主に挙げている。

現在のところ日本でまだ感染者は出ていない。塩崎恭久厚労相は、22日、水際での対策が重要との考えを示した。

「空港などでの水際対策が重要であり、さらなる態勢強化の検討を指示した。さらに、万が一の国内での感染に備え、指定医療機関への研修をスピードアップさせていく」と述べ、国際便が就航している空港での検疫の態勢を強化するなど、対応に万全を期す考えを示しました。

厚労相 空港でのエボラ検疫に万全期す NHKニュース 2014/10/22)

もし、日本に感染が広がった場合、ナイジェリアの教訓は活かされるのだろうか。

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