パキスタン大地震で障害を負った女性のアクセサリーが美しい 10月27日から東京で展示会【画像集】

2005年のパキスタン大地震で負傷した女性らが材料作りを担う工房「ペーパーミラクルズ」が、10月27日から東京・京橋で展覧会を開催している。
Paper Miracles

2005年10月のパキスタン大地震で負傷した女性らが材料作りを担う、首都イスラマバードにある工房「ペーパーミラクルズ」が、10月27日から東京・京橋の「ギャラリーモーツァルト」で展覧会を開催、要らなくなった紙で作られた美しいアクセサリーが並んでいる。フォトジャーナリストの渋谷敦志さんが大地震や洪水の被害を受けた北西部での写真も同時に展示されている。11月1日まで。午前11時~午後7時(最終の11月1日は午後5時まで)。

ペーパーミラクルズの作品と活動

ペーパーミラクルズの作品と活動

パキスタン大地震では7万人以上の死者が出た。地震で負傷して車いす生活を余儀なくされ、家族からも見捨てられた女性たちの社会復帰を支援しようと、高垣絵里さんが2012年9月に工房「ペーパーミラクルズ」を開いた。本業が開発援助コンサルタントの高垣さんは、出張先のアフリカ・ウガンダを訪れた際、女性が紙からビーズを楽しそうに作っていたのを思い出したことがきっかけだという。

作品は、カレンダーや新聞紙など不要となった紙から作った色とりどりのビーズを材料にしたネックレスやイヤリングなど。

高垣さんは「ペーパーミラクルズの継続的成長のために、今後、日本での販路確保拡大が重要な課題だ」と訴えている。

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渋谷敦志さんの作品【パキスタン北西部】

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