【エボラ出血熱】感染者数、8カ国で1万3703人に WHO集計

世界保健機関(WHO)ブルース・エイルワード事務局長補は29日、エボラ出血熱の感染が深刻なリベリアで、感染の拡大ペースが減速している可能性があることを明らかにした。
ロイター

[ジュネーブ 29日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は29日、エボラ出血熱の感染者数が27日時点で8カ国で1万3703人となり、このうち4920人が死亡したと発表した。

死亡者数は25日発表された前回の集計から2人減った。

WHOは、エボラ熱が死因と疑われた症例の多くが実際にはエボラ熱と無関係だったことが判明したため、集計を修正。リベリアの死者が300人近く減った。一方、シエラレオネの死者は200人以上多くなった。

WHOの報道官は「感染の疑いがあった多くの人が実際にはエボラ熱ではなかった。数字は常に変化している。これからも正確な数字を常に示せるわけではない」と語った。

エボラ熱感染者数については、WHOのブルース・エイルワード事務局長補がこの日すでに発表済みで、感染者数は25日から3000人超増加したが、過去のデータが追加されたことが主因だとしている。

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