"トランスジェンダーである誇り"を子供がラップする 「心には希望を、目には涙を」(動画)

アレックスはまだ小学校すら卒業していない。だが自身のアイデンティティをはっきり自覚しているし、自分がトランスジェンダー(身体の性と心の性が一致しない)であることの意味もちゃんと分かっている。

どうやら、新しい「ちいさな英雄」が見つかったようだ。

アレックスはまだ小学校すら卒業していない。だが自身のアイデンティティをはっきり自覚しているし、自分がトランスジェンダー(身体の性と心の性が一致しない)であることの意味もちゃんと分かっている。お母さんにカミングアウトをした経験をラップにして、トランスジェンダーとジェンダーヴァリアント(既存の性別に属しない) の若者を対象にした「キャンプ・アラヌティク」の舞台で披露した。

ウェブサイトによれば、キャンプ・アラヌティクは「キャンプ体験を通じて自信、何事にも負けない強さ、そしてトランスジェンダーやジェンダーヴァリアントの若者とその家族のコミュニティーを築くこと」に重点を置いている。

私たちはこの子供にすっかり魅せられてしまった。上のビデオでラップを見て、下の歌詞を読んでみよう。

______

ちょっとシェアしたい物語があるんだ

ちょっと変に聞こえるかもしれない でも僕が経験してきたことなんだ

自分のことだったらと想像してみて

もしかしたら君が共感できることかも

僕は小さな子供だった 7歳か8歳かな

告白しなきゃいけないことがあった もう待っていられなかった

それで7月のあの暑かった日、ママのところに行ったんだ

心には希望を 目には涙をためてね

まずこう言った この女の子はママの「息子」だよ って

ずっとそう感じていたし 楽しめなかった

少しの時間一緒に座っていた

悲しんでいるかな と思ったら 微笑んでくれたんだ

ママはこう言った 勇気があるわね ママは誇りに思うわ って

助けてほしくて彼女の元へ来たことを 僕の家族も友だちも

支持してくれた

みんなの応援に

圧倒されちゃった

あの日以来

自分の道を歩み始めた

みんなで一緒に頑張った

怒りを買ったことも

一緒なら乗り越えられる

人生で何が起こっても

僕たちは愛し続ける

僕は歌い続ける

他にも子供たちがいることを知っているよ

僕と同じように感じてる子供たち

分かってあげたいんだ

どんな思いをしているか

みんなここに座っててくれてありがとう

時間を割いてくれてありがとう

僕がメッセージを伝えるのに

韻を踏む形で

どうかみんなを扱う時は

自分とおなじようにしてね

僕たちみんなが 自由と愛と尊敬に値するんだ

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Cody Tubman

18 LGBT Kids And Allies Who Are Way Braver Than We Were At Their Ages

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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