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着陸機フィラエ、人類史上初めて彗星上での撮影に成功(画像)

2014年11月14日 01時13分 JST | 更新 2014年11月14日 01時13分 JST

人類は彗星に着陸したーー私たちは、それを証明する画像を手にしている。

これは、人類史上初めて、彗星上で撮影された画像だ。

しかし、悪いニュースもある。欧州宇宙機関(ESA) によると、11月12日に彗星探査機「ロゼッタ」から発射された着陸機「フィラエ」は、彗星の表面に固定された状態ではないという。銛(もり)、アイススクリュー、制御ロケットなどの機体を表面に固定するシステムが一つも作動しなかったようだ。

着陸機がいつまでこのままの状態で耐えられるかは不明だという。

ESAは声明で、着陸機は傾いた状態(おそらく側面を底にした状態) だが、7枚の画像と1枚のパノラマ画像の受信に成功し、記者会見で発表する予定だと述べた。

esa

ESAは「CIVAカメラが撮影したこれら最初の2枚の画像を見ればわかるように、ロゼッタの着陸機フィラエは、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面に無事着陸しました。手前に着陸機の3本足のうちの1つが写っているのがわかると思います。画像は2枚の画像を繋ぎ合わせたものです。CIVAカメラからのフルパノラマ写真は、13時(GMT) に予定している記者会見で発表します」と述べた。

画像内の影の量に関して懸念を示した科学者もいる。

@Philae2014 pic.twitter.com/TBHrz5KOfeから今回送られてきた画像は本当に、本当にすごい。でも、影の量がちょっと心配。


私が影を嫌う理由:ソーラーパネルで充電するのに邪魔だし、機体稼働温度が低くなってしまう。これらについては、後で聞いてみたいと思います。

ロゼッタプロジェクトの科学者マット・テイラーによれば、着陸機は「安定している」そうだ。欧州宇宙機関は、しっかり電波を受信しているし、科学的なデータの受信も問題ないと彼は述べた。

彼はまた、「データが何を意味しているのか解析する作業で忙しい。それから、着陸機が彗星表面のどのあたりにあるのかも調べなければいけません」と述べている。

フィラエは12日、宇宙空間を10年の間に40億マイル旅した後、科学史に残る偉業の一つと讃えられる中、彗星に降り立った。

科学者は、今回の探査で太陽系の起源について新たな知見が得られることを期待している。

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この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

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