ニュース

衆院11月21日解散、どう名付ける 写真で振り返る【総選挙】

2014年11月20日 19時12分 JST | 更新 2014年11月20日 23時01分 JST
時事通信社

衆院が11月21日、解散される。衆院解散は、2005年の小泉純一郎政権での「郵政解散」など、その時々の政治情勢を表す通称が付けられてきた。安倍晋三首相が消費増税の延期を理由に掲げて解散を表明した今回は、どんな名称になるのか。

衆院解散は、2012年11月に民主党の野田佳彦前首相が解散してから2年ぶり。次の衆院選は12月2日公示、14日投開票となる。現行憲法下の衆院選は24回目で、12月の投開票は6回目だ。

自民党の高村正彦副総裁は、安倍首相の経済政策「アベノミクス」を進めるかどうかを再確認する「念のため解散」と名付け、また自民党からは「アベノミクス解散」の呼び名がふさわしいとの声が出ている。一方、民主党の枝野幹事長が「何を問う選挙か理解できない『身勝手解散』だ」と、また維新の党の江田憲司共同代表は「増税失敗解散」と述べるなど、野党側はアベノミクスは成功しないとして全面対決を挑む構えだ。

これまでの解散の歴史を写真とともに振り返る。

■現憲法下での衆院解散・総選挙

(朝日新聞2012年11月15日夕刊「(乱流 総選挙)唐突解散、君の名は 問われるもの、識者に聞く 【大阪】 」などを基に作成。※は内閣不信任案可決を受けた解散)

【解散日】【内閣】【解散の通称】(特徴)
1948.12.23吉田茂なれ合い解散※(不信任案可決で解散)

shigeru yoshida

吉田茂元首相

1952.08.28吉田茂抜き打ち解散(講和条約の是非問う)
1953.03.14吉田茂バカヤロー解散※(首相の舌禍がきっかけ)
1955.01.24鳩山一郎天の声解散(改憲が主な争点)
1958.04.25岸信介話し合い解散(自社の初対決)

kishi sato

第27回自民党臨時大会の会場で、並んで座る岸信介元首相(左)と佐藤栄作首相(右)兄弟(東京・千代田区の日比谷公会堂)=1972年07月05日

1960.10.24池田勇人安保解散(安保改定直後の選挙)
1963.10.23池田勇人所得倍増解散(東京オリンピックを控え解散機運)
1966.12.27佐藤栄作黒い霧解散(議員不祥事相次ぐ)
1969.12.02佐藤栄作沖縄解散(沖縄返還が争点)
1972.11.13田中角栄日中解散(列島改造の是非問う)

kakuei tanaka

記念撮影する第2次田中内閣の閣僚。最前列中央は田中角栄首相。同左端から中曽根康弘通産相、三木武夫副総理兼環境庁長官、田中首相、福田赳夫行政管理庁長官、大平正芳外相(東京・首相官邸)=撮影日1972年12月23

1976.12.05三木武夫ロッキード選挙解散(戦後初の任期満了…任期満了で解散がなかったため投票日となった)
1979.09.07大平正芳増税解散(選挙後に40日抗争)
1980.05.19大平正芳ハプニング解散※(初の衆参同日選)
1983.11.28中曽根康弘田中判決解散※(自民が過半数割れ)
1986.06.02中曽根康弘死んだふり解散(自民が300議席超える大勝)

nakanone doi

中曽根康弘首相(右)を訪ね、就任のあいさつをする土井たか子社会党委員長(東京・国会内)=撮影日1986年09月11日

1990.01.24海部俊樹消費税解散(土井ブーム)
1993.06.18宮沢喜一政治改革解散※(自民分裂で野党転落)

kiichi miyazawa

宮沢内閣不信任決議案が可決され、議場に一礼する宮沢喜一首相(右)(東京・国会)=撮影日1993年06月18日〓

1996.09.27橋本龍太郎新選挙制度解散(初の小選挙区制度での選挙)
2000.06.02森喜朗神の国解散(「神の国」発言)
2003.10.10小泉純一郎マニフェスト解散(民主とのマニフェスト(政権公約)対決)
2005.08.08小泉純一郎郵政解散(郵政民営化法案が廃案に)

koizumi

解散の衆議院本会議。閣僚席の右端は小泉純一郎首相(2005年8月8日、東京・国会内)

2009.07.21麻生太郎政権交代選挙解散(選挙後、民主党へ政権交代)
2012.11.16野田佳彦近いうち解散(総選挙では自民が圧勝)

noda koizumi

党首討論で発言する自民党の安倍晋三総裁(左)と野田佳彦首相(右手前から3人目)=2012年11月14日、国会内


あなたは今回の解散をどう名付けますか。


【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています

関連記事

安倍首相のファッション 画像集