【衆院選】争点は本当にアベノミクスなのか 各党の重要政策は?(画像)

安倍首相が「アベノミクス解散」と称した今回の総選挙。経済政策だけが争点となっていいのか。各党の訴えたいことは何か。

12月2日公示、14日投開票となる衆院選。各党の公約が発表された。

安倍首相が「アベノミクス解散」と称した今回の総選挙。

経済政策だけが争点となっていいのか。各党の政策は何か。

主要政党の政策パンフレットの表紙と重要政策などを以下にまとめた。

自民党
自民党
「今、アベノミクスの成果が、日本を確実に再生させています。」\nとして、経済政策の実績をアピール。「経済再生・財政再建」「地方創生・女性活躍推進・少子化対策」「暮らしの安全・安心、教育再生」「外交・安全保障」の政策を掲げている。\n\n
民主党
民主党
「熱く豊かな中間層の復活」のために、経済政策3本柱では「柔軟な金融政策」、雇用の安定、子育て支援、老後の安心な生活のために「人への投資」、グリーン、ライフ、中小企業などの「成長戦略」を掲げている。
維新の党
維新の党
既得権益を打破し実体経済を成長させるため「身を切る改革で財源を生み出す」のほか、「政治とカネに終止符」「脱公共事業バラマキの経済政策」「稼げる国へ、徹底した競争政策」「道州制は日本改革特区」「原発フェードアウトと自然エネルギー立国」「震災復興は地元目線」などの政策を掲げる
公明党
公明党
景気回復の実感を家計へ——。消費税率10%引き上げ時の軽減率を目指す。「地方創生」や「社会保障と教育の充実」「東日本大震災からの復興と防災・減災対策」「政治改革・行政改革」「安定した平和と反映の対外関係」の5つを重点政策に掲げている。
次世代の党
次世代の党
主要政策の3つの柱として「次の世代にツケ回しをしない賢い国家経営の実現」「どの世代にも公平な社会保障制度の実現」「領土と主権を守る強い安全保障体制の実現」を掲げている。
共産党
日本共産党
「対決、対案、共同」の共産党として、「消費税10%は、先送りではなく、きっぱり中止」「格差拡大のアベノミクスの暴走ストップ」「海外で戦争する国づくりを許さない 憲法9条の精神に立った外交戦略」「原発再稼働ストップ 原発ゼロの日本」「アメリカ軍の新基地建設を中止、基地のない平和で豊かな沖縄」という5つの主要政策を掲げている。\n
生活の党
生活の党
生活の党は「生活者本位の国へ」として、「非正規雇用の是正と少子化対策で活力ある社会」「消費増税凍結と内需拡大で国民生活向上」「脱原発。新エネルギー政策へ転換し自然エネルギー立国へ」を掲げている
社民党
社民党
社民党4つの約束として「アベノミクスによる生活破壊を許さず、拡大した格差を是正」「戦争できる国に向かう集団的自衛権行使は認めず、平和憲法を守る」「原発再稼働は認めず、脱原発社会の実現目指し再生可能エネルギーを促進」「TPP参加に反対し、農林水産業と地域社会を守る」を掲げている。

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事